・マレーシア旅行が初めて
・王道スポットを知りたい
・在住者だけど近々旅行者や出張者を案内する予定がある
・休日にいけそうなスポットが知りたい
初めてのクアラルンプール旅行、有名スポットを調べると思ったよりも場所が点在している…!
「どうやって効率よく回ればいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、マレーシア在住の筆者が家族・友人を実際に案内して好評だった観光モデルコースを紹介します。
短期で楽しむ2日間プランと、じっくり堪能できる4日間プランの2つを用意しました。
観光の定番スポットを中心に、子連れでも満足できるルート、大人旅で夜景やお酒を楽しむプランなど、スタイルに合わせたアレンジも可能です!
2025年の最新情報を盛り込んだクアラルンプール観光モデルコース、ぜひ旅行計画の参考にしてみてください。
クアラルンプールを観光する際に、まず気になるのが「何日あれば満喫できるのか」という点です。
実際、1日だけの弾丸旅行と、2日間の短期滞在、そして4日間のゆったり滞在では楽しみ方が大きく変わります。
ここでは日数ごとの過ごし方の目安を整理してみました。
旅行スタイルに合うプランを選ぶヒントになれば嬉しいです。
1日だけでも、クアラルンプールの代表的なランドマークを効率よく楽しむことができます。
「トランジットの空き時間で雰囲気だけ味わいたい」「他の都市がメインでKLはついでに寄りたい」という方にぴったりです。
週末旅行や、クアラルンプールの他にも他都市(マラッカやペナン)も楽しみたい方には「2日間プラン」がちょうど良い滞在時間です。
実際の「2日間モデルルート」は記事後半で詳しく紹介します!
クアラルンプールをしっかり味わいたいなら「4日間プラン」がおすすめ!
市内の定番観光から郊外の人気スポット、さらにグルメや買い物までバランスよく組み込めるため、「KL旅行の満足度を最大化できる」日程です。
後半では実際の「4日間モデルルート」を、観光・グルメ・移動を組み合わせた形でご紹介します。
クアラルンプール旅行を計画するときに、まず気になるのが「どんな街?」「移動はしやすい?」「治安は大丈夫?」といった基本情報。
ここでは、出発前に知っておくと安心できるポイントをまとめました。
マレーシアで広く使われている「Grab」という配車アプリは事前に登録しておくと便利です。
日本のクレジットカードでも登録できますし、現金での支払いも可能です。
一言も会話せず、財布も出さずに乗降できるので英語が苦手な方にも強い味方になりますよ!
空港の各ターミナルの情報は以下をご覧ください。
※2023年12月1日から、デジタル入国カードの登録を義務付けられました
詳細は在マレーシア日本国大使館ホームページにてご確認ください。
マレーシアの国教はイスラム教です。
日本では馴染みが少ないですがラマダン(断食)の時期などは旅程に影響を及ぼす可能性もあります。
またその反対に宗教行事やイベントによって旅の楽しみが一層深まることもあるので事前にチェックしておいて損はありません!
一年通じて常夏の熱帯気候(平均気温は30度前後)のため、この月が特別ベストシーズンというのはありません。
ただし11~3月頃はクアラルンプールの雨季にあたるので、急なスコールなどが普段より多い傾向です。
(一日中雨という日は滅多にありません)
個人的にはこの雨季も気候変動にて近年時期範囲が曖昧になってきているように思います
限られた時間でも市内のランドマークと郊外の人気スポットを組み合わせれば、KLの魅力をしっかり感じられます。
ここでは、実際に筆者が家族や友人を案内して好評だったプランをベースに「2日間のおすすめルート」をご紹介します。
全体の流れをひと目で把握できるように、「旅のしおり風スケジュール表」も用意しました。スクショや保存をして、当日の参考にしてみてください。
クアラルンプール観光のスタートにおすすめなのが文化スポット。
「国立博物館」ではマレーシアの歴史や民族文化をわかりやすく展示しており、
特にオススメなのが週に3回実施されている無料日本語ガイドツアー(所要時間1時間)
日本語ガイドをデジタルではなく生の声でガイドしてくれる施設というのはなかなか珍しいと思います。
普段私たち日本人は、日本目線あるいは欧米諸国をはじめとする先進国目線での歴史に触れることがほどんどでそれ以外はなかなか機会がありません。
この旅行を機に、マレーシア目線での歴史について学んでみませんか?
またアートや建築に興味がある方は「イスラム美術館」もおすすめ。
美しい幾何学模様や世界各国のモスクのミニチュアの展示は圧巻で、冷房の効いた快適な空間でゆったり鑑賞できます。
A:有名チキンライス店「NAM HEONG CHICKEN RICE」
こちらはミシュランマレーシア ビブグルマン認定店の老舗チキンライス店です。
ちなみにチキンライスというのは所謂「ケチャップご飯炒め」ではなく、マレーシアやお隣のシンガポールではご飯の上に蒸し鶏が乗ったスタイルのことを言います。
しっとりしたチキンとタレがよく絡んで美味しいです!
サイドメニューとして頼んだイポーのもやし炒めも美味しいのでオススメ!
Nam Heong Chicken Rice
56, Jalan Sultan, City Centre, 50000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
TEL: 0320223818
火~日 10:00-18:00 ※月曜定休
B: ララ(=あさり)ヌードルが名物「Lai Foong Lala Noodle」
先程のチキンライス店と目と鼻の先にもう1点ミシュランマレーシア ビブグルマン認定店があります。
好みやその時の混み具合等でどちらにするか決めるといいかもしれません。
Lai Foong Lala Noodle
99, Jalan Sultan, City Centre, 50000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
TEL: 0163764928
月~日: 10:00-19:30
食後はそのままチャイナタウンの街歩き。
フォトスポットの鬼仔巷や、REX KLの中にあるBookXcessなど立ち寄って見てください。
チャイナタウンも徒歩圏内のひと際目立つパステルブルーの2階建ての建物。
元々は生鮮食品を扱う市場として1888年に建設されましたが、そこから時代に合わせて改装を重ね現在の雑貨をメインとするお土産センターとなりました。
マレーシアの定番のお土産が全て揃う!と言っても過言ではない必訪スポットです。
Central Market (Pasar Seni)
〒50050 Federal Territory of Kuala Lumpur, Kuala Lumpur, Kuala Lumpur City Centre
TEL: 1300228688
月~日: 10:00-22:00
「ムルデカ」とはマレー語で「独立」を意味する言葉です。
ここはその名の通り、1957年8月31日にマレーシア独立を果たした歴史的な場所です。
このイギリス統治時代の名残を感じる建物は「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」といい現在は最高裁判所となっています。(中は見学不可)
I♡KLのモニュメントの前で記念撮影することも忘れずに!
ニョニャラクサをはじめニョニャ料理は世界文化遺産に登録されているマラッカ発祥と言われていますが、
こちらのお店は亡き元料理長が再現した故郷マラッカの味が人気を博し、毎年のようにビブグルマン認定店にノミネートされている人気店!
マラッカまで足を延ばす時間が無い方も本格ニョニャ料理はここで楽しめます!
Limapulo: Baba Can Cook
50, Jalan Doraisamy, Chow Kit, 50300 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
TEL: 0326983268
月~水: 11:30~15:00
木~土: 11:30~15:00 / 17:30~21:00 ※日曜定休
夕食として提案していますが、月~水はランチ営業のみのため注意!
またこのお店の近くには可愛い雑貨屋さんがあるので、食事の前後で立ち寄って見るのもおすすめです。
Suria KLCCから徒歩圏内にサロマブリッジというクアラルンプールの新たな観光名所があります。
このサロマブリッジは夜のライトアップの時に行くのがおすすめ!
サロマブリッジ前にもツインタワー前のように記念撮影をしてくれるお兄ちゃんがいます。
夜景と人物ってなかなか上手く撮りづらいし記念に撮ってもらうのもオススメです!
ブリッジ内も宇宙トンネルみたいでとっても綺麗ですよ!
クアラルンプール中心地からはGrabで40分~50分ほどの距離に位置する「スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャーモスク」
通称「ブルーモスク」は欠かせないスポット!
こちらでは無料でボランティアガイドさんが説明しながら回ってくれます。
主に英語ではありますが、日本人観光客がよく訪れる場所なのでガイドさんの引きが良ければ少し日本語も交えて説明してくれます。
ガイドは約1時間。
9時頃にクアラルンプール中心地のホテルを出発して、10時頃から11時頃まで見学…というスケジュールがスムーズだと思います!
こちらの見学は土足厳禁なので裸足で見学した場合は足の裏が真っ黒になります!笑
靴下持参をする、あるいは見学終わりにウェットティッシュ等で綺麗に拭いてから靴を履くといいです
Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah
Persiaran Masjid St., Sekysen 14, 40000 Shah Alam, Selangor
TEL: 0326983268
月~木/土日: 9:00~12:30 / 14:30~18:30
金: 9:00~11:00
ナシレマ(ココナッツライス+ピリ辛サンバル+揚げチキン)はマレーシアの国民食。
人気店「Village Park Restaurant」では、地元民も観光客も絶賛するサクサクのフライドチキンと濃厚なサンバルを楽しめます。
混雑必至ですが、席数も多く回転率も高いのでぜひ怯まないで並んでみてほしいです!
Village Park Restaurant
5, Jalan SS 21/37, Damansara Utama, 47400 Petaling Jaya, Selangor
TEL: 0122738438
月~日: 6:30~17:30
ヒンドゥー教のムルガン神とカラフルな階段が話題のバトゥ洞窟!
午前にモスク見学に行って午後にはヒンドゥー寺院に行く…というのも他民族国家のマレーシアならでは!!
KLの中心地からはGrabで30分弱なので半日で行って帰ってこれるので予定に組み込みやすいかと思います。
このカラフルな階段は272段
猿やハトが多くて別の意味でも圧倒されるスポットです。
子連れ、また足や腰などが心配な方は下から眺めるだけでもOK!それぐらい象徴的な場所です。
「フルーツの王様:ドリアン」はマレーシアでとってもメジャーなフルーツ。
日本では滅多にお目にかかれないのでこれを機会にぜひチャレンジしてみませんか?
ドリアンはどーしても避けたい!という方は次のバティック体験を長めのコースを予約してみるのもいいと思います!
品種によって味が異なるドリアン。
この食べ比べプレートがオススメです。
ドリアンBBパークから徒歩で約5分の場所にバティック専門店があります。
バティックとはろうと樹脂を混ぜたもので輪郭を縁取り、染料で色付けをした工芸品のことをいいます。
ここではバティックを使ったお土産品を買うだけではなく体験教室も開かれているのでオススメです。
Jadi Batek
30, Jalan Inai, Imbi, 55100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
TEL: 0321451133
月~日:9:00~17:30
※各体験コースは事前予約が必要です
中華系のローカル等はもちろん日本人駐在員御用達でもあるKLCCの有名店!
なんと1956年創業という長い歴史を持ち、このクアラルンプールの中心地で都市発展をずっと見守ってきたお店の一つ。
こちらでの名物は何といってもスチームボートです。
締めに麺が入るという点でも日本人には馴染みがあってオススメ!
マレーシア料理で胃も疲れてきているときにあっさりスープが沁みります!
最低2人前からの注文ですが量は多めです。
他の単品メニューも頼みたいのなら4人以上で2人前を注文するのがベターです。
3人以下ならスチームボート以外を頼む方が無難かも。
単品も絶品だらけです!
特にお気に入りなのがこちら「豚の角煮とパオのセット」!
料理も美味しいですが店内の雰囲気も最高です。
晴れの日には屋根が全開になり開放的な空間でディナーを楽しめます。
客家飯店
90, Jalan Raja Chulan, Kuala Lumpur, 50200 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
TEL: 0321431908
月~日: 11:30~14:00 / 17:30~22:00
「2日間コース」では定番スポットを中心に回りましたが、4日間あれば市内+郊外の観光に加え、ゆったり過ごす時間もとれます!
定番スポット観光・ショッピング・ローカル体験をバランスよく組み込み、初めての人はもちろんリピーターでも満足できる内容になっています。
上記で紹介した2日間モデルコースに「+2日間」という提案ではなく、
そのまま真似て頂けるように4日間をベストで過ごせる新モデルコースを以下でご紹介します!
2日間モデルコースでもご紹介したブルーモスクは、やはり外せない定番スポット。
無料で開催されるガイドツアーは特に開始時間は決められておらず、人数がある程度揃い次第スタートとなります。
荘厳な雰囲気がありますが、ガイドさんがとっても気さくでおすすめの撮影アングルなどもの時間も教えてくれます。
ブルーモスクを見学したあとは、そのまま「Village Park Restaurant」でランチが鉄板!
ここはサクサクのフライドチキンをのせたナシレマが大人気で、「KLで一番おいしい!」と地元の人も観光客も口をそろえるほど。
場所もすごく便利で、ブルーモスクから市内へ戻る途中に寄れます。
しかもこのお店、基本は朝~昼の営業なのでまさにこのタイミングがベストです。
Village Park Restaurant
5, Jalan SS 21/37, Damansara Utama, 47400 Petaling Jaya, Selangor
TEL: 0122738438
月~日: 6:30~17:30
イスラム文化に関する資料や、世界のモスクのミニチュアなどが見れる美術館。
ぜひ天井のドームの装飾もじっくり見てみてください。
またギフトショップも要チェック!
他では見ないイスラム文字がデザインされた雑貨なども置いています。
ペトロナスツインタワーの真下にあるショッピングモール「Suria KLCC」周辺での楽しみ方はさまざま。
ちょっとお茶して一休憩もいいですし、子連れ旅の場合はKLCC公園に出てみるのもアリ。
じゃぶじゃぶ池や遊具があるので、ショッピングと子どもと遊ぶ班に分かれてもいいかもしれません。
マレーシアで大人気のレストラン「Oriental Kopi」がおすすめ!
また日本食を一度旅行中に挟みたいという人は「スシロー」もあるので安心。
余力のある初日のうちに夜のお出かけも楽しみましょう!
ライトアップされた姿は本当に迫力満点で、「KLに来た!」っていう気分が一気に高まります。
そのあと歩いて行ける「サロマブリッジ」にもぜひ寄ってみてください。
ブリッジを渡り切った展望スペースからはサロマブリッジとツインタワーを一緒に撮影できるスポットがあります!
カラフルな階段が映えるヒンドゥー寺院「バトゥ洞窟」は、KL観光のハイライトになること間違いなし!
4日間コースなら、ここは午前中に行くのがオススメ。
午前のうちなら日差しもまだマイルドで、272段の階段も比較的のぼりやすいです。
快適さを考えると午前がベストタイミング!
クアラルンプールでニョニャ料理を食べるなら絶対外せないのが「Limapulo」。
特にココの看板メニュー、ニョニャラクサは「KLで一番おいしい」と評判で、旅行者にも大人気です。
2日間コースでは夜に訪れるルートをご紹介しましたが、実はこのお店、曜日によっては夜は営業していないことも。
そのため「絶対ここで食べたい!」という方にとっては少しハードルがあるんです。
でも4日間コースなら安心!
お昼の営業にしっかり組み込めるので、確実にラクサを味わえます!
ただしランチタイムはオフィスワーカーで混みあうので、オープン時間11:30ぴったりに行くのがおすすめです。
昼食を食べたレストランと同じ建物群にある可愛い雑貨店にもぜひ立ち寄ってみてください!
その後はマレーシア国民が愛してやまない「ドリアン」に挑戦したら、伝統工芸の「バティック絵付け体験」で自分だけのお土産を作る流れです。
詳しい体験内容やおすすめの場所は、2日間コースでご紹介したのでそちらを参考にしてください。
地元の人にも観光客にも愛されるバクテー専門店。
漢方の香りがふわっと広がるスープは、見た目よりもあっさりしていて胃に優しい味わいです。
ゴロッと入った豚肉はホロホロに煮込まれていて、ご飯との相性も抜群!
多国籍料理で少し胃疲れしてきたところに、あっさり食べられるご飯スポットです。
2日目は朝からバトゥ洞窟の階段を上ったりとハードなので、早めの夜ご飯を食べてホテルでゆっくりしましょう。
淡いピンク色のドームが美しい「ピンクモスク(プトラモスク)」は、ブルーモスクと並んでクアラルンプール観光で人気の高いモスクです。
ただし市内からやや離れているため、2日間コースでは移動時間の都合上、泣く泣く省いたスポット。
4日間あるからこそ、足を伸ばせる特別感があります。
モスク内部は一般公開されている場所が限られているため、見学自体は思ったより短時間で終了します。
そこでおすすめしたいのが、隣接する湖から出るクルーズ体験。
水上から眺めるピンクモスクは、陸から見るよりも美しさが増すのでここはあえて時間をとって合わせて体験してほしいです。
マレーシア旅行でぜひ試してほしいのがアフタヌーンティー。
日本の有名ホテルだと5,000〜6,000円することが多いですが、こちらでは3,000円前後で楽しめちゃうんです。
日本だと女性同士のお出かけが多いイメージですが、マレーシアでは家族や男性同士の姿もよく見かけます。
だから女子旅だけじゃなく、カップルや友人同士でも気軽に体験できるのが魅力。
2日間コースでは時間の都合で紹介できなかったけれど、4日間プランならゆっくりティータイムを組み込めます!
観光の合間に、非日常感たっぷりの優雅なひとときを味わってみてはいかがですか?
こちらは私のオススメのアフタヌーンティー!
こんなリーズナブルな上に高層階からツインタワーを眺めつつアフタヌーンティーが楽しめるのはここだけです!
ツインタワーはもう十分見た!という方は他のおすすめアフタヌーンティーも以下記事にまとめているのでぜひご参照ください。
観光が続くと、そろそろ体を休めたくなるタイミング。
(子連れ旅なら「お子さんもそろそろプレイタイムが欲しい頃」!)
ここで一度、思いっきりリラックスしませんか?
大人旅の場合は、スパで癒しの時間を。
一方、子連れ旅の場合はプールタイムがおすすめ。
マレーシアのホテルはプール施設がとても充実しているので、大人はプールサイドでのんびり、お子さんは水遊びで大満足。
家族みんなでリフレッシュできます。
2日間コースでもご紹介した、地元の人から観光客まで人気の「客家飯店」。
実はリピーターも多く、KLに来るたびに訪れる人も。
4日間コースでは、旅の(事実上)最後の晩餐にあえてここをチョイス。
「もう一度食べたい!」と思わせる安心の美味しさで、旅を締めくくるのにふさわしい一軒です。
特に大人数での旅行なら、円卓を囲んでワイワイ楽しめるのも魅力。
ここまでの旅行の思い出やマレーシアの印象を話し合ったり、家族や仲間と最後のひとときを過ごすのにぴったりです。
まだ体力と気分に余裕があれば、ここからはKLの夜をさらに楽しむナイトアウトへ!
イスラム教徒の多いマレーシアではお酒が飲めないイメージもあるかもしれませんが、実は中華系やインド系の文化も混ざる多民族国家。市内にはアルコールを提供するおしゃれなバーやナイトスポットも数多くあります。
おすすめはやっぱり「ツインタワーを眺めながら乾杯できるルーフトップバー」。
ツインタワーの迫力に圧倒されながらも飲む一杯は格別になること間違い無し!
もっとカジュアルに楽しみたいなら、バーが立ち並ぶチャンカット通りでの飲み歩きもアリ。
ローカルも外国人旅行者も集まるエリアで、フレンドリーな雰囲気を味わいながら気軽に夜を満喫できます。
移動方法:深夜でもGrabは捕まるので安心して飲めます!
治安:チャンカット通りのメインストリートを歩いている分には危険を感じることはなかったです!
ただし飲み歩きする際に近道だからといって人通りの少ない路地などには入らないで!
最終日のスタートは、マレーシアの歴史と文化を学べる「国立博物館」へ。
ここは2日間コースでもご紹介しましたが、やっぱり日本語ガイドツアーに参加できるのが大きな魅力!(予約不要)
展示の背景を分かりやすく解説してくれるので、旅で見聞きしたことと結びつき理解が一気に深まります。
今回はあえて4日目に入れています。
旅の最後に訪れることで、これまでの体験を整理しながら「マレーシアってどんな国?」を振り返れるから!
また旅の途中で気になったことを日本語でガイドさんに聞ける絶好のチャンスでもあります。
ただしこの日本語ガイドツアーは週3回のみの開催(10:00~)なので、曜日の事前確認が必須です。
ガイドなしであればいつでも見学可能ですが、どうせならぜひガイドツアーに参加してほしい!
もし曜日が合わなければ、プランを前倒しして組み込むのもおすすめです。
お昼からはクアラルンプール観光の王道エリア「チャイナタウン」へ!
名物グルメ(ララヌードルやチキンライス)を味わった後は、街歩きやセントラルマーケットでのお土産探し、
ムルデカ広場の散策まで、移動距離は少ないけど盛り沢山の内容になっています。
この流れはすでに2日間モデルコースで詳しくご紹介しているので、こちらも参考にしてください
クアラルンプールの旅もいよいよラスト。
空港に着いたら、出発前にマレーシアグルメを食べ納めましょう!
特におすすめなのは、ミシュランのビブグルマンにも認定された人気店「海脚人(Hai Kah Jen)」※ターミナル2
まさか空港に出店するとは!在住者も驚き。
海鮮系のヌードルやお粥が評判で、旅の締めにふさわしい一皿を味わえます!
空港内には他にもグルメ・レストランが充実しているので、最後まで「食の旅」を満喫できますよ。
各ターミナルの詳しい情報は以下記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。
マレーシアはクアラルンプール以外の都市も魅力がいっぱいで、なにより大都会のクアラルンプールより文化が濃い!!
日数に余裕があればぜひそういう側面も一緒に見てみましょう。
歴史が深い世界遺産の街。
ガイドブックにもよく日帰りトリップとしてモデルコースに組み込まれていることが多いです。
ただ個人的にはマラッカの往復は渋滞に巻き込まれやすくかなり移動時間が嵩むので日帰りはオススメしません
1泊する余裕がある方にはオススメしたい街です!
美食の街として有名かつウォールアートの街巡りもできて日帰り旅にはもってこいの場所です!
1日は子どもがメインで楽しめる場所に連れて行ってあげたい!!
そういうご家族にオススメなのが「キッザニア クアラルンプール」。
キッザニアなんてざわざわ海外で行く必要ある?
と思うかもしれませんが、あります!!!
日本に比べて空いていてストレスフリーで楽しめます。
我が娘は初めてのキッザニアで14職業体験できました!
せっかくの海外、子どもに少し英語に触れてもらうチャンスにもなっておすすめです。
主要な観光スポットをまわるなら2泊3日、ゆとりを持って3泊4日がおすすめです。
この記事のプランは、主にGrab移動をメインで想定&リアルにかかる所要時間を考慮した2日間&4日間モデルとなっています。
大型施設やショッピングモールではエレベーターを設置されていてベビーカーでも移動しやすいです。チャイナタウンなどの街歩きなどでは歩道が狭かったり、段差が多かったりするので抱っこ紐やヒップシートなどをメインで移動を想定した方がベターです。
基本的に人通りの多いエリア(パビリオン周辺やKLCCなど)やモール内は比較的安全です。ただし深夜の移動はGrabを利用し、人通りの少ない道は避けるようにしましょう。
もちろんです!この記事のプランは、昼は観光やショッピング、アフタヌーンティー、夜はルーフトップバーも楽しめるよう構成しています。
また以下で1日で回れる雑貨店まとめの記事を掲載していますのでご覧ください。
観光客には特に厳しくありませんが、モスクなど宗教施設を訪れる際は肩や膝を隠す服装が好ましいです。(この記事で紹介しているモスクはローブの貸出があります)また冷房が効いている場所も多いので、羽織ものが1枚あると便利です。
水で清めるという衛生観念があるのでトレイの個室内の床や壁が濡れていることが多いです。マキシ丈のワンピースや、裾の広いワイドパンツなどはかがんだり、下ろす時に濡れる可能性があるので避けるのがベターです。女性の場合は膝下丈ぐらいのワンピースが扱いやすいです。
またトイレットペーパーが無い場所もあるので、水で流れるポケットティッシュを持っておくと安心です。
インスタグラムに投稿しているトイレ事情のリール動画も合わせてご参考ください。
東南アジアの中では、つい印象が控えめに思われがちなクアラルンプール。
でも、これまで日本から遊びに来てくれた家族や友人たちは、口をそろえてこう言ってくれます。
「観光もショッピングもグルメも、全部ちょうど良く詰まっているね!」と!
このモデルコースは、そんな大切な人たちに「私の好きなマレーシア」を心から楽しんでもらいたくて作ったものです。
定番スポットで非日常を味わいつつ、街の人々の暮らしや文化にも触れられるよう、あえて少しだけローカルな体験も織り交ぜました。
また、移動時間やルートの効率も実際の滞在をもとに組み立てているので、
初めての方でもスムーズに旅を楽しめるはずです。
このプランが、あなたのクアラルンプール旅行をより思い出深いものにするきっかけになれば嬉しいです。