【2025最新版】クアラルンプール観光モデルコース|2日間・4日間プラン付き完全ガイド

この記事は2025年10月に最新情報へ更新しました

今回の記事はこんな方にオススメ!

・マレーシア旅行が初めて
・王道スポットを知りたい
・在住者だけど近々旅行者や出張者を案内する予定がある
・休日にいけそうなスポットが知りたい

初めてのクアラルンプール旅行、有名スポットを調べると思ったよりも場所が点在している…!
「どうやって効率よく回ればいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事では、マレーシア在住の筆者が家族・友人を実際に案内して好評だった観光モデルコースを紹介します。
短期で楽しむ2日間プランと、じっくり堪能できる4日間プランの2つを用意しました。

観光の定番スポットを中心に、子連れでも満足できるルート、大人旅で夜景やお酒を楽しむプランなど、スタイルに合わせたアレンジも可能です!
2025年の最新情報を盛り込んだクアラルンプール観光モデルコース、ぜひ旅行計画の参考にしてみてください。

Contents

クアラルンプール旅行は何日必要?

クアラルンプールを観光する際に、まず気になるのが「何日あれば満喫できるのか」という点です。
実際、1日だけの弾丸旅行と、2日間の短期滞在、そして4日間のゆったり滞在では楽しみ方が大きく変わります。

ここでは日数ごとの過ごし方の目安を整理してみました。
旅行スタイルに合うプランを選ぶヒントになれば嬉しいです。

1日観光でできること

1日だけでも、クアラルンプールの代表的なランドマークを効率よく楽しむことができます。
「トランジットの空き時間で雰囲気だけ味わいたい」「他の都市がメインでKLはついでに寄りたい」という方にぴったりです。

電車(MRT・LRT)を使えば、ペトロナスツインタワーやチャイナタウンなど市内の定番スポットを短時間でめぐれます。コンパクトながら「KLらしさ」を体験できるのが魅力

観光のハイライトでもある「ブルーモスク」、「ピンクモスク」は市内からやや離れているため、1日プランでは時間を圧迫しがち。
無理に入れるより、省いて市内観光に集中する方が満足度が高いでしょう

2日間観光でできること

週末旅行や、クアラルンプールの他にも他都市(マラッカやペナン)も楽しみたい方には「2日間プラン」がちょうど良い滞在時間です。

・市内観光に加えて、郊外の見どころ(バトゥ洞窟、ブルーモスクなど)も組み込める⇒「KLの街と文化」をバランスよく体験できる
・夜はツインタワー周辺でのライトアップや屋台グルメも満喫でき、昼と夜のギャップを楽しめるのも魅力

・観光の幅は広がりますが、スポット間の移動が多めになるためやや忙しく感じるかも?
・Grab移動中などを上手く休息時間にあてるといいです

ちーたろう

実際の「2日間モデルルート」は記事後半で詳しく紹介します!

4日間観光でできること

クアラルンプールをしっかり味わいたいなら「4日間プラン」がおすすめ!
市内の定番観光から郊外の人気スポット、さらにグルメや買い物までバランスよく組み込めるため、「KL旅行の満足度を最大化できる」日程です。

2日間プランで触れた市内・郊外の観光に加えて、ゆとりを持って回れるのが大きな魅力。
例:ブルーモスクやピンクモスクどちらもじっくり楽しむ、ホテルのプールでのんびり、アフタヌーンティーなど

4日間あれば十分にKLを満喫できるため、逆に「どこまで足を伸ばすか」取捨選択が必要に
ペナンやマラッカなど他都市と組み合わせる場合はスケジュールの調整がポイントになります

ちーたろう

後半では実際の「4日間モデルルート」を、観光・グルメ・移動を組み合わせた形でご紹介します。

クアラルンプール観光の基本情報(旅行前に知っておきたいこと)

クアラルンプール旅行を計画するときに、まず気になるのが「どんな街?」「移動はしやすい?」「治安は大丈夫?」といった基本情報。
ここでは、出発前に知っておくと安心できるポイントをまとめました。

アクセス

・日本からは成田・羽田・関空から直行便があり
・フライト時間は約7時間
・クアラルンプール国際空港(KLIA)から市内へは、特急列車KLIAエクスプレスで約30分、タクシーやGrab(配車アプリ)でも1時間ほどでアクセス可能


マレーシアで広く使われている「Grab」という配車アプリは事前に登録しておくと便利です。
日本のクレジットカードでも登録できますし、現金での支払いも可能です。

ちーたろう

一言も会話せず、財布も出さずに乗降できるので英語が苦手な方にも強い味方になりますよ!

空港の各ターミナルの情報は以下をご覧ください。

※2023年12月1日から、デジタル入国カードの登録を義務付けられました

ちーたろう

詳細は在マレーシア日本国大使館ホームページにてご確認ください。

旅行時期についての注意すべし!

マレーシアの国教はイスラム教です。
日本では馴染みが少ないですがラマダン(断食)の時期などは旅程に影響を及ぼす可能性もあります。
またその反対に宗教行事やイベントによって旅の楽しみが一層深まることもあるので事前にチェックしておいて損はありません!

ベストシーズン

一年通じて常夏の熱帯気候(平均気温は30度前後)のため、この月が特別ベストシーズンというのはありません。
ただし11~3月頃はクアラルンプールの雨季にあたるので、急なスコールなどが普段より多い傾向です。
(一日中雨という日は滅多にありません)

・屋内施設は冷房が強いため薄めのカーディガンなどを持ち歩いておくと安心
・雨季乾季関わらず、日焼け対策は必須です

ちーたろう

個人的にはこの雨季も気候変動にて近年時期範囲が曖昧になってきているように思います

【2日間モデルコース】短期でも効率よく観光!

限られた時間でも市内のランドマークと郊外の人気スポットを組み合わせれば、KLの魅力をしっかり感じられます。
ここでは、実際に筆者が家族や友人を案内して好評だったプランをベースに「2日間のおすすめルート」をご紹介します。

ちーたろう

全体の流れをひと目で把握できるように、「旅のしおり風スケジュール表」も用意しました。スクショや保存をして、当日の参考にしてみてください。

1日目(市内観光・ショッピング+夜景観賞)

実際に知人用に作成した旅のしおりをベースにしています

10:00~:国立博物館 or イスラム美術館

クアラルンプール観光のスタートにおすすめなのが文化スポット。

「国立博物館」ではマレーシアの歴史や民族文化をわかりやすく展示しており、
特にオススメなのが週に3回実施されている無料日本語ガイドツアー(所要時間1時間)
日本語ガイドをデジタルではなく生の声でガイドしてくれる施設というのはなかなか珍しいと思います。

ちーたろう

普段私たち日本人は、日本目線あるいは欧米諸国をはじめとする先進国目線での歴史に触れることがほどんどでそれ以外はなかなか機会がありません。
この旅行を機に、マレーシア目線での歴史について学んでみませんか?

内側から見るドームの装飾も精工で美しいです

またアートや建築に興味がある方は「イスラム美術館」もおすすめ。
美しい幾何学模様や世界各国のモスクのミニチュアの展示は圧巻で、冷房の効いた快適な空間でゆったり鑑賞できます。

12:00~ ランチ A:チキンライス / B:ララヌードル

A:有名チキンライス店「NAM HEONG CHICKEN RICE」

こちらはミシュランマレーシア ビブグルマン認定店の老舗チキンライス店です。

予約なしでよく待たずに入れたな、と思うぐらい常に満席の状態でした。
娘のイヤイヤが発動しほとんど写真撮れず、、

ちなみにチキンライスというのは所謂「ケチャップご飯炒め」ではなく、マレーシアやお隣のシンガポールではご飯の上に蒸し鶏が乗ったスタイルのことを言います。
しっとりしたチキンとタレがよく絡んで美味しいです!

サイドメニューとして頼んだイポーのもやし炒めも美味しいのでオススメ!

Nam Heong Chicken Rice
56, Jalan Sultan, City Centre, 50000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
TEL: 0320223818
火~日 10:00-18:00 ※月曜定休

B:  ララ(=あさり)ヌードルが名物「Lai Foong Lala Noodle」

先程のチキンライス店と目と鼻の先にもう1点ミシュランマレーシア ビブグルマン認定店があります。
好みやその時の混み具合等でどちらにするか決めるといいかもしれません。

Lai Foong Lala Noodle
99, Jalan Sultan, City Centre, 50000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
TEL: 0163764928
月~日: 10:00-19:30

13:00~ チャイナタウン街歩き

食後はそのままチャイナタウンの街歩き。
フォトスポットの鬼仔巷や、REX KLの中にあるBookXcessなど立ち寄って見てください。

鬼仔巷
シーズンによってデコレーションが変わるのでいつ行っても新鮮!
本棚に囲まれてまるで迷路のような空間!

14:00~ セントラルマーケットでお土産探し

チャイナタウンも徒歩圏内のひと際目立つパステルブルーの2階建ての建物。
元々は生鮮食品を扱う市場として1888年に建設されましたが、そこから時代に合わせて改装を重ね現在の雑貨をメインとするお土産センターとなりました。

マレーシアの定番のお土産が全て揃う!と言っても過言ではない必訪スポットです。

マレーシアの特産物のナマコ石鹸
バティックの布で包まれているので見栄えもいいです
綺麗な幾何学模様のコースターと鍋敷き
陶器素材なので汁物をこぼしても拭き取れるし裏地はコルクが張られているのでお気に入りです

Central Market (Pasar Seni)
〒50050 Federal Territory of Kuala Lumpur, Kuala Lumpur, Kuala Lumpur City Centre
TEL: 1300228688
月~日: 10:00-22:00

16:30~ ムルデカスクエア

後ろにKLタワーが見えます!

「ムルデカ」とはマレー語で「独立」を意味する言葉です。

ここはその名の通り、1957年8月31日にマレーシア独立を果たした歴史的な場所です。
このイギリス統治時代の名残を感じる建物は「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」といい現在は最高裁判所となっています。(中は見学不可)

I♡KLのモニュメントの前で記念撮影することも忘れずに!

18:00~ 名物ニョニャラクサ「Limapulo: Baba Can Cook

ニョニャラクサをはじめニョニャ料理は世界文化遺産に登録されているマラッカ発祥と言われていますが、
こちらのお店は亡き元料理長が再現した故郷マラッカの味が人気を博し、毎年のようにビブグルマン認定店にノミネートされている人気店!

マラッカまで足を延ばす時間が無い方も本格ニョニャ料理はここで楽しめます!

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