・初めてのマレーシア旅行で何を選べばいいか分からない
・職場で配るなら、大量に買えて手頃なものはどれ?
・家族や恋人に贈る少し高級感のあるものが知りたい
・とにかく「ド・定番」を知りたい!
マレーシアというと、「旅行先」という観点で近隣諸国のタイやシンガポールに比べて知名度が低く、
それも相まって「マレーシアらしいお土産」というのもイメージが湧きづらいのではないでしょうか。
ただ実際は多様な文化と時代背景を持つマレーシアではお土産の選択肢がとても多いです!
そのためいざ探し始めると「何を選べばいいのかわからない!」となり、お土産選びで時間オーバーをして貴重な旅行時間が少なくなる場合も。
本記事では、一時帰国を通算4回し、その都度お土産選びに悩みに悩み失敗と成功を繰り返してきたちーたろうが、
マレーシアの魅力を詰め込んだ「絶対に外さないお土産」を厳選してご紹介します!
さらに、職場用や家族向けなど、贈る相手やシーンに合わせた選び方のポイントもQ&A形式で徹底解説。
これを読めば、あなたのお土産選びがぐっと楽になり、贈る相手に喜ばれること間違いなしです。
あれもこれも紹介したい!という気持ちをグッと抑えてこれでもかなり絞ってみました。笑
絶対喜ばれる『消えもの』土産8選!(食べ物、飲み物、使い切れるもの)
お土産選びは相手によってはとても難しいですよね。
選び方を間違えると「いやげもの」(この記事を書くにあたって初めてこの表現を知りました)になったりするため、
最近は相手に負担にならない「消えもの」が好まれるようになってきました。
また「消えもの」は比較的安価なものが多いことから、会社や学校など不特定多数に渡す「バラマキ土産」用にもうってつけです。
・Beryl’s Chocolate
・BOH TEA
・Lot100 マンゴーグミ
・Eureka (ユリカ)ポップコーン
・Old Town White Coffee
・White Curry Laksa
・Tanamera (タナメラ)
・ナマコ石鹸
Beryl’s Chocolate (ベリーズチョコレート)
ベリーズチョコレートは1995年にクアラルンプールの南部にあるデサ・セルダンという小さな町に設立した工場からスタート。
その後マレーシアのチョコレートブランドとしての地位を確立し、現在では世界15か国以上で販売されていています。
「マレーシア土産」としては、次の紹介するBOH TEAと並ぶ「定番マレーシア土産」の一番人気です!
スーパーマーケットにも必ずあるので、手軽に買いに行けるのが嬉しいポイント。
特にオススメなのが、「Classic Tiramisu」シリーズ。
ベリーズチョコを一躍有名にしたヒット商品で、根強い人気があります。
その他のオススメ商品もまだまだあります!
各おすすめ商品の個数情報や賞味期限などは下記記事にて紹介しています。
【販売場所】
・スーパーマーケット
・空港 (KLIA2に専門店有り)
・直営店 ※詳しくは公式サイトを確認ください
・オンライン
BOH TEA (ボーティー)
BOHティーは、1929年にキャメロンハイランド(クアラルンプールより北部に位置する高原地帯)でイギリス人創業者によって設立されたマレーシアでトップを走る紅茶メーカーです。
クラシックなものから南国フルーツを使ったフレーバーティーなどラインナップは豊富で、
スーパーマーケットで買える手頃なお土産の一つです。
特にオススメしたいのは「Seri Songket」。
マンゴーやパッションフルーツなどの香りが楽しめて、パッケージが高級感があってお気に入りのシリーズです。
それ以外のオススメアイテムもまだまだまだまだあります!!
詳しい情報は下記記事にて紹介しています。
【販売場所】
・スーパーマーケット
・BOH Tea Centre Sungei Palas @ キャメロンハイランド
・オンライン
日本での購入も可能です。
Lot100 マンゴーグミ
こちらもスーパーで買えるお土産の一つです。
チョコや紅茶は拘りがあったりする相手側にも、このマンゴーグミなら気に入ってくれること間違いなしです!
写真の通り、マンゴーだけではなく他のフレーバーもあるのですが、マンゴーが断然オススメ。
マンゴー独特のエグみがなくジューシーなグミに仕上がっていて、我が家の常備お菓子の一つです。
【販売場所】
・スーパーマーケット
・Flavor of Malaysia @ KLIA Terminal2
Eureka (ユリカ)ポップコーン
マレーシア発祥のポップコーンメーカーで、トランス脂肪酸/保存料不使用かつ、非遺伝子組み換えトウモロコシを使用しています。
現在では20種類以上のフレーバーを展開していて、カリッとした食感と軽さで人気はマレーシアだけに留まらず、隣国(シンガポール、タイ、インドネシア、香港など)にも広がっています。
スーパーでも購入可能ですが、直営店で買うのがオススメ。
なぜなら直営店限定のフレーバーがある&試食コーナーがあるから!
好みの味かどうかをしっかりチェックしてから購入できます!
公式によると人気商品は「Caramel」、「Dark Choco」、「Cheese」、「Tomato」のようですが、
個人的にオススメしたいのは、「Butterscotch」!
またマレーシア感満載のフレーバーは「Salted Egg」、「Durian」です。
期間限定で過去にはマレーシア料理の「ナシレマ味」や「サテ味」も販売されていたことも。
Durianはかなり再現性が高く、ドリアン好きの私としてはEurekaの中でもTOP3に入るフレーバーです!
ですが、好き嫌い分かれると思うのでぜひ試食して購入するかどうか検討してみてください
【販売場所】
・直営店(公式サイトを参照ください)
・スーパーマーケット※
・コンビニ※
・公式オンラインショップ
※市販に展開されているフレーバーは一部です。詳しくはこちら
Old Town White Coffee
ホワイトコーヒーはマレーシア伝統のコーヒーで、コーヒー豆を焙煎する過程でマーガリンを一緒に入れるというのが特徴的。
発祥は首都クアラルンプールより北部に位置する「美食の町」と言われるイポー。
スーパーにも沢山の種類のインスタントコーヒーが展開されています。
スティック状の袋に個包装されているので、バラマキ土産にもピッタリです。
オススメはこのブルーのパッケージの「Less Sugar」タイプ。
デフォルトで甘いので、日本人の感覚ではこのLess Sugarでちょうど良いのではないかと思います。
それでもティースプーン2杯分の砂糖は入っているかな、という甘さなのでブラックしか飲めない!という相手へのお土産にはオススメできません
【販売場所】
・スーパーマーケット
・コンビニ
White Curry Laksa ~世界一美味しいインスタントラーメン~
2022年に世界で一番美味しいインスタントラーメンランキングの2位を獲得したカリーミーのインスタント麺もオススメ!
実はパッケージが変わったそうです!
スーパーで探す際にはご注意を!
実は知名度が高すぎて、日本でも既に流通しています。
が!普段お決まりのインスタントラーメンしか買わない、というご家庭も多いはず。
「ベスト2」であるという話題性もありますし、新規開拓のきっかけで一人前単位でお試しで渡してみるのもいいかもしれません。
我が家でも作ってみました!
クリーミーで風味も良くて美味しい♡
辛みの元になるペーストは全部入れると危険!
少しずつ入れて溶かしていくことをお勧めします!
【販売場所】
・スーパーマーケット
・コンビニ
Tanamera (タナメラ)~マレーシア発のコスメブランド~
マレーシア発のスキンケアブランド「Tanamera(タナメラ)」もオススメです。
消えものではあるけれど、ある程度長く使えるものではありますし、下記のようにパッケージがシンプルで日本でも使いやすいのがGOOD。
ハーブをメインとした100%天然素材で、人工香料、着色料、人工保存料も完全不使用のため肌への刺激も少ないので子どもとも一緒に使えます。
オススメ商品はこちら。
基礎化粧品なども商品展開されていますが、自分のお気に入りのものだったり肌に合うものを既にお持ちの方も多いと思うので、
バスソルトやロールオンタイプのオイルであれば、相手に喜んでもらえるかと思います!
海外のコスメアイテムというと匂いが気になる…という方は、定番観光名所でもあるセントラルマーケットへ行ってみてください!
こちらに出店しているタナメラであれば、香りを試せるテスターが置かれているので購入前に好みの香りかチェックできます!
ナマコ石鹸
マレーシアの特産物の一つ「ナマコ」を使った石鹸もお土産として有名です。
ナマコは再生力や修復力に優れているとされ、古くから傷や肌荒れの手当てに使われてきたそうです!
オススメは、マレーシアの伝統布の「バティック布」で包まれているもの!
カラフルでお土産映えがします。
【販売場所】
・セントラルマーケット
・Jadi Batek
・Little Malaysia @ KLIA Terminal 1
・ガヤミナミ (in ランカウイ)
下記の通り日本での購入も可能です。
絶対喜ばれる『形に残るもの』土産4選!
小さい頃に家の中で「ほら、これ〇〇からもらった〇〇〇のお土産だよ」と話題に上がったことはありませんでしたか?
もし自分の渡したお土産もそのように話題してくれたら嬉しいですよね。
それに「消えもの」土産を渡すのが無難とは言われていても、やはり大切な人には「形に残るもの」を渡したいという気持ちもあるのではないでしょうか。
ということで、ここからは「形に残るもの」でおすすめのお土産をご紹介します。
・バティック小物
・Fipperのビーチサンダル
・Christy Ngのエコバッグ
・Apom!のTシャツ
バティック小物 ~マレーシアの特産物~
バティックとは蝋で模様を描く製法を取り入れた布のことで、マレーシア、インドネシアに広く伝わっている伝統的な特産物です。
マレーシア航空のCAさんの制服にも取り入れられているので見たことがある方も多いかと思います。
お土産としてバティック布を使った小物も多く販売されていて「形に残るもの」土産の分類の中では大定番のお土産です。
またバティックを使ったマレーシア発のブランドとして日本人の間で有名なお店もあります。
一つは「Ginger Batiks」さん。
バティック生地に魅せられたカナダ出身のオーナーが自宅兼アトリエで販売するカラフルなバティック小物が人気です!
アトリエへの訪問には事前予約が必要
旅行に来られた人で、自宅訪問はちょっとハードルが高い…という方は下記記事必見です!
Galleryのギフトショップに一部商品を卸しているようなので、そちらでお買い求めも可能です。
もう一つは、「Batik Boutique」。
カラートーンが少し抑え目なので、シックなものが好きな方はこちらがおすすめです。
店舗情報は下記公式リンクから。
Fipper ~マレーシア発のビーチサンダル~
マレーシア発ブランドのビーチサンダル専門店です!
カラーバリエーションが豊富で、何より履き心地が抜群!
夏はもちろん、家周りでちょっと履くサンダルとしても重宝されると思います。
外反母趾気味の私的にはトングタイプのサンダルは苦手で避けていたのですが、Fipperのサンダルはフィット感がすごくてとても歩きやすくて愛用しています!
もし帰国便がKLIAターミナル2から出る場合は、空港で購入するのがオススメです!
ちなみに日本でも購入可能です!
もちろんマレーシアの方が断然安いのでマレーシアでまず買って、気に入ったら日本で新調するということも出来ます。
Christy Ng(クリスティーウン)のエコバッグ
マレーシア発のファッション小物ブランドです。
お手頃価格なのにデザインが洗練されていてとても人気があり、身につけている人をよく町で見かけます。
元々は靴をメインに事業をスタートしたそうですが、今はバッグ、お財布なども販売されています!
お土産におすすめなのは、バッグの「Grocery Totes」というシリーズ。
エコバックとして使いやすい大きいサイズと、手持ちのハンドバッグとして使いやすい小さいサイズがあり、
色んなキャラクターやメーカーとコラボをしていて、安いのでお気に入りのデザインを見つけてはついつい買ってしまっています。笑
・丈夫!
・軽い!
・自立してくれるので置きやすい
・裏地が撥水加工!
Grocery Totesと似たようなバッグはスーパーでもオリジナルを作って販売されていたりしますが、
この撥水加工が付いているという点で個人的にはChristy Ngが優勝。
名入れサービスもあるので、プレゼントにも最適です。
現在販売されているシリーズでおすすめなのが2024年のMerdekaを記念して作られたこのデザイン。
マレーシアの名所や食べ物がたくさん描かれていてとてもマレーシアらしいデザイン!
それ以外にも他のメーカーとのコラボ商品を作ることもあるので、コレクターにはたまりません。
商品の回転はとても早く、人気のデザインはあっという間にSOLD OUTになってしまうのでその時に店舗で気に入ったものを購入するのが良いです。
店舗情報は下記公式リンクから。
Apom!のTシャツ
Tシャツは、実用的で日本で被りづらいという理由から海外旅行のお土産で人気のアイテムですよね。
Apom!はマレー語やマレーシアのシンボルをユニークなデザインに起こしたショップ。
日本が誇るカメラメーカーの「Can〇on」風の「Canlah」など意味を知っているとクスッとくるようなものがあるのでオススメ!
そして逆に日本では意味を知る人が少ないので、「メッセージ性の高くないTシャツ」になるという点も人に渡しやすいと思われます。
マレーシアでは出来ても出来なくても「Can」を多用する傾向がある+「Lah」はマレーシア人が良く使う語尾
店舗詳細は下記公式リンクから。
FAQで解決!シーン別おすすめ土産の選び方
ここまでずらーっとおすすめのお土産を一覧で紹介しましたが、ここからは切り口を変えて…
TPO…ここで言う「P」「Place」ではなく、「Person」として!TPOに合ったお土産を紹介していきたいと思います。
上記で紹介したもの以外のものも登場するので、是非参考にしてみてください!
Q1 迷ったらこれ!初めてのマレーシア旅行の場合は?
やはり「BOH TEA」と「Beryl’s Chocolate」に限ります!
これ以上に万人受けするお土産はありません!!
Q2 職場への配り土産に適しているものは?
いつ見ても大行列のレストラン「Oriental Kopi」のパイナップルケーキ!
無論、Q1で挙げた「BOH TEA」と「Beryl’s Chocolate」もオススメです!
ただ「上司は紅茶を好まない」、や「チョコのパッケージがちょっとスーパーで買った感が強いなぁ…」と気になる方にはこれをオススメしたいです。
これらのポイントで個人的に激推ししている職場向けお土産です!
店舗リストは下記公式リンクからチェックしてみてください。
もし帰りの飛行機がKLIA ターミナル2から飛ぶのであれば、空港にも店舗があるのでそちらで購入するのがオススメ!
Q3 ファミリー向けor親族向けのお土産は?
イスラム紋様の鍋敷きや時計!
ファミリー、そして親族となると皆が目にしやすい家の中で使うものがいいと思います!
その中でもただのオブジェではなく実用的なものを選んでみました。
どちらもセントラルマーケットで購入可能です。
Q4 小さな子どもにも個別で渡したい…
インスタグラムに投稿している「スーパーで現地調達できる子供向けお菓子6選」がオススメ!
家族旅行となると、自身のコミュニティへのお土産だけではなく、学校や習い事などの子どものコミュニティへのお土産も用意しなければ、となりますよね。
とはいえ…子どもに渡すものなので金額はなるべく抑えたいという方にオススメのお菓子をピックアップしています。
Q5 男性へのお土産は?
価格帯高め:ピューター製品!
価格帯低め:Fipperのビーチサンダル!
マレーシアでは錫がよく採れたという歴史的背景もあったことから「ロイヤルセランゴール」というピューターメーカーが有名です。
ピューターは保温性が高く、錆びにくいという特性からビールジョッキなどが人気なので、
お酒が好きな男性にはピッタリです!
店舗詳細は下記公式リンクから。
ただし高級品なので、予算が合わない場合はFipperのビーチサンダルがオススメです!
マレーシアは年中暑いので私は荷物を取りに行ったり敷地内を歩くときは基本Fipperです♡
Q6 女性へのお土産は?
価格帯高め:Nala Designs
価格帯低め:Bingkaのコースター
女性心をくすぐるアイテムは沢山あって、既に紹介している「Tanamera」や「バティック小物」で紹介している「Ginger Batiks」ももちろんオススメ!
今まで紹介していないものであえて選ぶのであれば、この二つです!
Nala Designs (ナラデザインズ)
日本人駐在妻に大人気のブランドで、カラフルでマレーシアの花や木々からインスピーレションを受けたといわれるデザインが特徴的。
洋服やテーブルクロスなどのテーブルウェアはお値段が張りますが、
ペンケースや写真立て、パスポートケースなどの小物は手に取りやすい値段です。
オンライン販売のみですが、日本での販売サイトもあります!
Bingka
2015年にスタートしたマレーシアブランドで、シルクスクリーンと呼ばれる印刷技法を使っていることで表現される色鮮やかさと人のぬくもりを感じる質感が人気。
デザインは「ナシレマシリーズ」、「ロティチャナイシリーズ」などマレーシア文化をモチーフにしたシリーズが沢山あります。
コースター以外にもテーブルウェア雑貨やバッグなどの最強に可愛いのでぜひチェックしてみてください。
有名どころの雑貨店やお土産屋さんには必ず置いてある印象です。
詳しい店舗リストは下記公式リンクから。
旅行に来られた方で主に立ち寄りやすいのは下記です。
まとめ
ブログを開設して約3年、ここまで「マレーシア土産のまとめ」を実は避けてきていました。
自分の中で「これなら間違いない!」というものが定まっていなかったからです。
ただこの3年の間に、4回の一時帰国と日本からのお客さんへの手土産を渡すのを数回経験し、何が本当に喜ばれるかが分かったので満を持して今回まとめてみました。
旅行時のお土産探し、一時帰国前のお土産探しの参考になれば嬉しいです。
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マレーシアの駐在妻に大人気のGinger Batiks(ジンジャーバティック)に行ってきた!