・インドの文化に興味がある
・インド服や雑貨を買いたい
・オススメのお店や商品を知りたい
・オススメのご飯屋さんを知りたい
マレーシアはマレー系・中華系・インド系を中心に、さまざまな民族が共に暮らす多民族国家。
その中でもインド系は人口の約7%を占め、特に南インドからの移民が多いと言われています。
そんなインド文化がぎゅっと詰まったエリアが、クアラルンプール中心部にある「ブリックフィールズ(Brickfields)」。
KLセントラル駅から徒歩圏内というアクセスの良さも魅力!
またエリアもコンパクトなので短時間の街歩きでもしっかり異国気分が味わえます。
この記事では、そんな街歩きに役立つ「ブリックフィールズで買えるおすすめアイテム5選」と「ランチ3選」を在住者目線でご紹介します。

Brickfields(ブリックフィールズ)ってどんな街?アクセスと歩き方のコツ

クアラルンプールの中心、KLセントラル駅から南へ向かって徒歩10分ほど。
駅を出て少し歩くと見えてくるカラフルなアーチ(写真上を参照)が目印です。
ここが「リトルインディア」と呼ばれるエリア、ブリックフィールズ。
通りの両側にはインド服やアクセサリー、インドスーパーなどがずらっと並び、
歩くだけでスパイスの香りやサンダルウッドの匂いがふわっと漂います。
エリア自体はとてもコンパクトで、メインストリートをゆっくり往復しても1〜2時間あれば十分楽しめる広さです。

空港からKLIAエクスプレスでKLセントラル駅に30分で来れるので、
トランジットが4-5時間ある、という方にも立ち寄るスポットとしておすすめです!
訪れる時間帯は午前11時~昼過ぎがおすすめ!
アクセサリー店などもオープンし、日差しもまだそうきつくないタイミングです。
ほとんどのお店が一本のメインストリートの両脇にずらーっと並んであり街歩きがしやすいです。
ブリックフィールズで買うべき人気商品一覧
ブリックフィールズは観光地というより、ローカルの人々の生活に根付いたエリア。
ここではインド系の人々が日常的に使っているアイテム、つまり日本ではあまり見かけないアイテムが手頃な価格で手に入るのが魅力的なポイント!
今回はその中でも、私が実際に使って「これはリピート確定!」と思ったおすすめアイテム5選をご紹介します。
①アーユルベーダ石鹸


まず最初におすすめしたいのが、マレーシア在住の日本人の間でも大人気の「Medimix(メディミックス)」石鹸!
インドのアーユルベーダの製法で作られている石鹸で、手洗いだけではなくボディソープ、洗顔用としても使える万能石鹸です。
泡もきめ細かやかで香りのバリエーションも豊富!
初めての方には黄緑がオススメ!
インドっぽい香りにも慣れてきたら、ターメリックやサンダルなどもチャレンジしてみてほしいです!


オーソドックスなものからインド感満載のターメリック(匂いはほとんど気になりません)、
スッキリした匂いのものなど色んな種類を買って自分のお気に入りを探すのもオススメです。



とても香り高いので、ルームフレグランス代わりになるぐらいバスルームがずっといい匂いでその点もお気に入り!
また有難いことにこちら日本にも進出していて日本国内でも購入することが出来ます!
マレーシアでは1個約130円ぐらいで、日本はその約3倍しますがそこまで高いものではないのでもし気になる方はお試しください!
(私は帰国時に大量に買って帰ろうと決意しています)


Medimix以外にも色んな香りのする石鹸が沢山あり、試したい石鹸のストックが家にたくさんある、という方もちらほらいます。笑


メディミックスと同じくらいお気に入りの石鹸がこちらのHimalayaの石鹸。
このサンダル(ビャクダン)の香りが好き!



肌感ですが、流通量はメディミックスより少なめなので私は見つけた時にまとめ買いしています!
②ボディケア&美容アイテム(ヘナ・フェイスパックなど)




インドの美容ケアアイテムも要チェック!
アーユルベーダ由来の自然素材が多く、見た目もカラフルでつい手に取りたくなります。
私が特に気に入っているのは、ヘナコーン(Henna Cone)と歯磨き粉!


ヘナコーンはお菓子作りのチョコレートペンシルのような形状になっていて、手描きで模様を描けるタイプ。
以前は「ヘナタトゥーってお店でやってもらうもの」というイメージだったのですが、
マレーシアに来てから“自分でできる”と知って、気軽に試せるようになりました。
肌にも優しいのでインド系のスクールイベントに行くお子さんにデザインしてあげるのにもぴったりです!


ハンドライティングでこの綺麗さ!
歯磨き粉もおすすめ!
石鹸と同じパッケージのHimarayaも何度もリピートしています。


③インド雑貨(ピアス・バングルなど)


ピアスはじゃらじゃらと豪華系!
カラフルで大振りのピアス、常夏マレーシアで住むようになってからカラフルなものに惹かれるようになったので積極的に使っています。
インドピアスのポスト(針)は太いです!!
日本でピアスを開けた方は要注意。太くて通らなかったり、通っても少し痛く感じるかもしれません。
個体差もあるので、必ず裏を見てなるべく細めのピアスを見つけることをオススメします!





むしろインドの方は根本より先の方が太く見えてくる…笑


バングルは、セット売りで何本も重ねづけするスタイルが主流。
シンプルな服装の日でも、カラフルなバングルを数本つけるだけで一気にインドテイストになります!
値段はデザインにもよりますが、RM5〜10程度から。
友人曰く、紐?糸を使った装飾のバックルは傷んできてほつれてくることがあるそうなので、「消耗品感覚」で楽しむと良さそうです。


巾着もとっても可愛い!サイズ・値段的にお土産にするのもおすすめです。
④インド服・クルタ


インド服と言えば伝統衣装のサリーですが、クルタと呼ばれるインド服が多く売られていました。
インド服は基本長袖、あるいは五分袖、七分袖になっているものがほとんどです。
マレーシアで着るのは暑い!って思うかもしれませんが、風通しのいい素材を使っているものが多くとても着心地がいいです!
それにデザインも日本人が普段着として着ても違和感のないものもあるので、
温暖な気候のマレーシアでの生活をカラフルな服で彩るのもいかがでしょうか。


インド服はお店の前にハンガーラックが置いていることが多く、ブリックフィールズの街ぶらに慣れていない人でも手に取りやすいかと思います。
ただし試着はマストです!
襟のタグにサイズは記載されていますが、個体差が激しくあまりあてになりません。笑
店員さんもとっても気さくで「着てみなよ!」と試着室に案内してくれます。



個人的にはロングスカートをちゃんとスカート専用のハンガーにかけておいて欲しい。笑
(ほとんどの店が普通のハンガーに履かせる形でディスプレイしていましたが、ゴムがビヨンビヨンになりそうで…)


⑤インディアンフード


お茶好きさんには、スパイスミルクティーがおすすめ。
ティーパックタイプや粉末タイプも売られていて、手軽に本場の味を楽しめます。
お湯を注いだ瞬間、カルダモンやシナモンの香りがふわっと広がって、気分が一気にインドに。


そしてやっぱり外せないのがインディアンフードとスパイス。
私が最近ハマっているのは、フォロワーさんに教えて頂いた「Shahi Paneer(シャヒパニール)」というレトルトカレー。
辛さ1の「Shahi Paneer」は日本人の口にも合うちょうどいい辛味でした!
ロティチャナイ(マレーシア風の薄焼きパン)と一緒に食べると、本格インド料理の出来上がり!
時間がない日のランチにもぴったりで、冷蔵庫に常備しています。


スーパーで買える冷凍ロティチャナイ(写真右)
ロティチャナイ
「ロティ」はマレー語の「パン」を意味し、平たく丸いパンでカレーやサンバル等を付けて食べるのが主流。
マレーシアのインド料理で欠かせない主食。




<番外編>こんなインド雑貨も


リングノートにして売られているシールバージョンでした






どうやらベンゾイン(安息香)というお香のようでインドの伝統的な寺院の慣習の一つのようです
何をどう使うのか分からないけど見ているだけで楽しい。
何かわからないものも、とりあえず写真に撮ってきておいて後から調べてみるのも楽しいですね!
歩き疲れたらここ!ブリックフィールズのおすすめランチ4選
街歩きの途中でふと漂ってくるスパイスの香りについ足が止まってしまうのがブリックフィールズ。
今回はおすすめのランチをご紹介します!
①Sri kortumalai Pillayar Restaurant


こちらではバナナリーフカレーが食べられます。


まずはお皿とバナナリーフを乗っけてご飯もセルフ。
斬新だったのが、しゃもじ代わりにお皿でご飯を掬ってよそうシステム。
お皿で掬うと普段の感覚が分からず、やたらとご飯多く取ってしまいました。笑




何が何だか分からないので直感で取ってみました。
結果全部アタリでした!(ハズレがあるのか分からないけど)


上に乗っているパパダム(パリパリの薄いせんべい)は席に付いた時に店員さんが乗せに来てくれます。
そしてその場でこの見た目の感じで値段を決められます。
ついつい色んなものをちょっとずつ食べたくなりますが、
種類が増えると金額が増えがちなので、極端な話同じ量だとしても1種類をたくさん取る方が安く済みます。


②MAYA MESS ~バナナリーフカレー~


①は少しローカル色が強くて緊張する!
テーブルで少しずつ盛り付けられていくスタイルのバナナリーフカレーが食べたい!
という方には「MAYA」がおすすめ。
外観は少し落ち着いた雰囲気で、観光客も地元の人も入りやすいお店です。




最新の価格は再度ご確認ください


バナナリーフを頼むと高確率で聞かれるのが「Chicken? Mutton?」。
個人的にマトンを追加するのが好きですが、これは別料金なので注意!
かけてくれるカレーの種類を聞かれているのかと誤解し答えてしまうと、基本のバナナリーフカレーの値段に追加料金が発生して
想定していた合計金額よりかなり高くなるので慣れていない人は注意が必要です。



写真上が基本料金となるバナナリーフカレーです。
Chichen とかMutton?とかお肉他にいらない?みたいなことを聞かれて、欲しくない時は断りましょう!
肉系がなくても結構ボリュームがあって量的には十分かと思います。
ただ肉類もとっても美味しいのでぜひ追加注文もしてみてほしい!
③Nadia Vege Cafe




ベジタリアンカフェ。
店内は明るく清潔で、女性一人でも入りやすい雰囲気です。
私のお気に入りはこのミールス(インド版定食)!
プレートにはカレーや野菜の惣菜が少しずつ盛られていて、彩りもきれい!
女性で嫌いな人はいないんじゃないでしょうか。


④Peter‘s Pork Noodle


カレー以外が食べたい方はここ!
KLセントラル駅とアーチのあるリトルインディア中心部の間に位置するホーカーの一店舗。
長年愛される中華系のヌードルショップで、平日のお昼は周辺のオフィスワーカーでいっぱいになります。


スープはあっさりしているのに味わい深い!
量はそこまで多くないので、ホーカー内の別のお店で副菜などを頼むのもありです。
<番外編>ディパバリの季節はこう変わる!


10月下旬から11月にかけて、マレーシアはヒンドゥー教の新年「ディパバリ(Deepavali)」の季節を迎えます。
この時期は、通りの両側に期間限定のテント屋台がずらりと並びます。
新年を迎える前に服やアクセサリーを新調する人が多く、どこもにぎやか。
キラキラしたサリーや、家の飾り用ランプ(ディヤ)、スイーツなどが売られていて、見ているだけでも楽しく、写真映えも抜群です!








またインド音楽が爆音で鳴っていてお祭り感満載です




子ども用の衣装も可愛い!
日本人でもインターやナーサリーに通わせる子どもがいると必要になるときもあるので要チェック!


KLセントラルからブリックフィールズへの行き方(アクセス)


ブリックフィールズは、KLセントラル駅から徒歩わずか約5〜10分。
アクセスの良さが魅力で、トランジットの空き時間や週末のちょっとしたお出かけにもぴったり!
①KLセントラル駅の南側出口(NU Sentral側)を出てモノレール駅の方へ向かいます


②エスカレーター付きの歩道橋を使って道路の反対側に渡る


②エレベーターを下りて南側を向いて歩いていく
インド雑貨が密集するエリアはもう少し南下していくと広がります。




③メインストリートに到着!


まとめ:これはもうハマる予感!


結論、
これは沼る!!!!!!!!
どれもこれも日本ではなかなか見ないアイテムだらけ!
でも実際に見てみると、カレーや石鹸、ケア用品、インド服のデザインなど、意外と私たちの日常にもすっと馴染むものが多い!
この“異国感があるのに使いやすい”バランスが絶妙だな、と感じました。
最近では「石鹸沼」「歯磨き粉沼」に沈んでいく在住仲間も多く、その気持ち、痛いほど分かります。
そんな私も例外ではなく、
友人に「買いっぷりが見てて気持ちいいね!」と言われるほどカゴいっぱいに詰め込んでしまいました。笑
一度ハマると抜け出せないブリックフィールズ、あなたも“その沼”にダイブしませんか?

