青と白のコントラストが魅力のマレーシアのブルーモスク in シャーアラムを見学!

今回の記事はこんな方にオススメ!

・モスクが好き
・マレーシア旅行の予定がある
・マレーシア人気観光スポットが知りたい
・モスクやイスラムのことをほとんど知らない
・ピンクモスクとどっちに行こうか悩んでる

上記の最後の項目に「モスクやイスラムのことをほとんど知らない方」と書かせていただきましたが、そんな人にこそ一番最初に行ってほしいのがこのモスク!

その理由はこちらのモスクには少し日本語が話すことができるボランティアガイドさんがいらっしゃるからです。

綺麗なモスクをただ見るだけでなくしっかりと説明を聞くことができるのでより記憶にも思い出にも残る見学になります。

今回の記事では、見学の仕方、流れをご紹介します。

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Contents

青と白のコントラストが美しいブルーモスク

この日は残念ながらくもり

正式名称は「スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャーモスク」と言いますが、一般的に「ブルーモスク」として知られています。

マレーシア旅行で絶対外せない観光スポットの一つです。

ブルーモスクに近づいてくるとその存在感にビックリします。

後のツアーガイドで教えてもらいましたが、世界で4番目の規模を誇るそうです。

実はこのブルーモスクを訪れるのは二回目。

この綺麗なモスクが見たくて、一度2022年4月に訪れていましたがコロナの影響でイスラム教徒の方以外の見学者は中には入れませんでした。

その時に状況が良ければ2022年5月以降一般の見学も再開するかも、という情報を聞いて泣く泣く外観だけ撮影して帰って来たので、今回はリベンジでした!

4月に訪れた時は晴れでよかった!

見学方法・注意点

見学は無料です。

事前予約も必要ありません。

※お祈りの時間がある金曜日は避けた方がいいと思います

今回、私たちは車で訪れたのですが、正面玄関から見てモスクの右側に広い駐車場があるのでそちらに停めました。

そしてスタッフさんらしき人から「Visit??」って声をかけてもらい、案内頂きました。

モスク内…タイルの床が始まるところからは土足厳禁です。
気になる方は靴下を持って行ってもいいかもしれません。
(私たちは靴下も良くないのかと思い裸足で行きましたが、他の見学者さんで靴下を履いている方がいらっしゃいました)

ちーたろう

裸足の場合は足の裏が真っ黒になります!
足裏を拭けるようにウェットシート等を持っていくと帰る際に役立ちます!

裸足になったらまずこの靴箱に靴を収納します。

なんか鍵とか渡されるのかと思いきや何も渡されませんでした。笑

ロック機能は無さそうです。

見学時の服装

その後、見学者リストの帳簿に名前や住所等を記載します。

そして女性はヒジャブ(スカーフ)とローブを借りて身に付けます。(※無料貸し出しです)

男性の場合はズボンは長いものを履いていった方がいいです。

ヒジャブに関しては、行く前はちゃんと髪が全部隠れるように巻けるのだろうか…と心配していましたが、

用意されていたスカーフは顔の部分だけ空洞になっていて頭からかぶると簡単に髪を隠せるタイプ(これを「インスタントヒジャブ」といいます)だったので初めてでも結構サマになり、ここでちょっとテンションが上がります。笑

自分でいうのもなんやけど結構ヒジャブ(スカーフ)似合います。笑

事前に長ズボン長袖(カーディガンOK)を身に着けていれば、スカーフのみの着用でも許されるようです。
実際同じグループの方がそのスタイルで見学されました。

ちーたろう

ただ個人的にはこの青いスカーフとガウンはブルーモスクにすごく映えるので、全身借りられることをオススメします!

暑さ対策が必要!

モスク内は空調設備はありません。

そんな中女性はヒジャブ(スカーフ)とローブを着ているので通気性も無くかなり暑いです。

見学の所要時間は小一時間かかるので、熱中症などには気を付けて下さい。

見学の最後に無料でミネラルウォーターが貰えます。

これが無かったら結構体調に支障が出てたかも…と思いました。

ちーたろう

特に暑さで体調を崩しやすい等心配がある女性はローブとスカーフを借りる前提で、むしろ私服を涼しく過ごせる恰好で行っておいた方がいいかもしれません。

見学はグループ行動

タイミングによりますが同じように見学希望の方たちとグループになって見学をしていきます。

今回は同じようなタイミングに私たち家族を含めて4組いましたが、

「日本人同士の方がいいでしょ?」ということで日本人の方と私たち家族の2組1グループで振り分けられました。

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モスク内部を見学

内部の見学は個人で自由には行けず、必ずボランティアガイドさんが付きます。

基本英語での説明になりますが、今回担当して下さった方は日本語の単語を少し知っていて、ちょくちょく使って話してくれました。

後から聞きましたが、このブルーモスクの見学者はほとんど日本人のようです!

そのためボランティアガイドさんも覚えてらっしゃるのでしょう。

お清めの場

まず案内されるのはイスラム教徒の方々がお祈りに来た際にまず行うお清めの場です。

ガイドさんが清める順番等を教えて下さいました。

日本も神社に行くとまず手水舎で清めますが、日本とは違い頭も清める部位になるようです。

そのお清めの場の壁のタイルがとても素敵でした!

ガイドさんが日本語で「シャシンドウゾ」と言ってくださったので家族で一枚。

その後は、礼拝をする前に行う「アザーン」という礼拝の呼びかけを披露して下さいました。

それぞれの言葉にどのような意味があるのかも丁寧に教えて下さりました。

ドームまでの廊下

1階のお清めの場から2階に上がりこの廊下に出てきました。

壁は基本的に幾何学模様のデザインで壁の向こう側の景色が見えて開放的です。

中庭のような広場の部分では、ドームの周りに建つ4本の柱(ミナレット)も良く見えます。

ガイドさんによると、この4本のミナレットの高さは世界的にもトップクラスのようです。(ちなみに現時点で一番高いミナレットがあるモスクはモロッコにあるだとか)

こちらは礼拝堂に入る前の廊下の天井。

この天井のステンドグラスの形は、蜂の巣をイメージされているとか。

礼拝堂

礼拝堂の内部は、入口の付近までだけ入ることができます。

大きなドームの内側は外の光が届ききらないぐらい天井が高く、

吸い込まれそうな、少し怖くなるくらい壮大でした!

そこでガイドさんが礼拝の仕方について実際にやって見せて下さいました。

絨毯が可愛い

曇りだったにも関わらず、ステンドガラスには日か差し込んですごく綺麗な空間でした!!!!

娘も大はしゃぎで駆け回っていました。笑

(ガイドさんがすごく寛大でよかった。)

娘はこの綺麗な壁の装飾が気に入ったのかなかなかここから離れず。

無理やり引っぺがしてきて階段を下りて1階へ。笑

結婚の儀を行う広間

これで見学が終わりかと思いきや、1階のある1室の中へ。

ちょうど私たちが入る前に晴れ着を着た親族ご一行と思われるイスラム教徒の方々が

その部屋から出てきました。

こちらはイスラム教徒の方が結婚の儀を行う場所のようです。

ここはさすがにイスラム教徒の方々しか座れない場所では!?と思っていたのですが、

ガイドさんが快くOKして下さり私たちも記念に写真を撮らせてもらいました。

最後に見学をスタートしたところに戻ってきて、ミネラルウォーターを人数分頂きました。

ここまで約1時間。

ガイドさんによって説明の長さや見学の順番等が違うようではありますが参考までに。

ボランティアガイドさんの良し悪しはあるようです。
良し悪し…という言い方は語弊がありますが、イスラム教のことを知ってほしいという熱意によってか、説明をしっかりやってくれるタイプの人。
観光客が好きそうな写真タイムをこまめに取ってくれるタイプの人…と様々のようです。

ちーたろう

ちなみに友人は前者タイプのガイドさんに当たったようで、最初のお清めの場のタイルの前での写真撮影時間は無かったり、最後の結婚の儀の広間等は案内してもらえなかったそうです。

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子連れでの見学について

温かい目で見てくれてるガイドさん。

娘は広い空間でタイルの上を裸足でぺちゃぺちゃ歩くのが楽しそうで最後までご機嫌でした。

むしろ楽しすぎて礼拝堂の中で入っちゃいけないという奥の方に歩いていきそうになって止めるのに必死な大人の私が疲弊するぐらい。笑

幸い今回私たちのグループは2組だけだったこと、またガイドさんももう一組の日本人の方も温かい目で娘も見てくれたので、

子連れでの見学が大変、という印象は残らず見学を終えることが出来ました!

年齢によっては「見学がつまらない」、「大声を出す」、「触っちゃいけないものに触る」等、親側の気苦労が増えるかもしれませんが、

1歳児は行動範囲、体力的に程ほどでちょうどよかったです。笑

それとは別に暑さ対策として服装は気を付けてあげるほうがいいかもしれません。

なるべく風通しの良い服、速乾性の高い服を着せてあげるのが良いと思います。

もちろん水分補給も!

アクセス

スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャーモスク(ブルーモスク)
Persiaran Masjid St., Sekysen 14, 40000 Shah Alam, Selangor
TEL: +60355238006

<車で行く場合>
KLから西へ車で約40分。
KLとバクテーで有名なクランの間に位置するシャーアラムという土地にあります。

オススメランチ情報

ブルーモスクを訪れたら、少しクランの方まで足を延ばしてランチにバクテーを食べるのもオススメ!

実は見学が出来なかった4月も、ブルーモスクの外観を見学してそのままクランでバクテーを食べて帰りました!

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まとめ

モスクこと、礼拝のこと等について理解を深めたいけど無知で行ってもいいんだろうか…と尻込みするかもしれませんが、そんな方にこそオススメ。

マレーシアの観光スポットの定番としてブルーモスクの他にプトラモスク(通称:ピンクモスク)も挙げられることも多いですがそちらではガイドは付きませんでした。

ちーたろう

ガイドが付いた、という話も聞いたことがあるので、常駐ではないのかもしれません。
ただ言えるのは日本語対応は無いと思います。

そんなことから個人的にはまず最初に「ブルーモスクで説明込みの見学をする」をオススメします!

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コメント

コメント一覧 (4件)

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