・マレーシア旅行の予定がある
・フォトジェニックな場所が好き
・インド文化に興味がある
・オススメの観光スポットを知りたい
東南アジア最大級のヒンドゥー教聖地であり、マレーシア観光の超定番スポット「バトゥ洞窟(Batu Caves)」。
42.7メートルもある黄金に輝く巨大な「ムルガン神像」と、SNSでも大人気の272段のカラフルな階段は、遠くから見るだけでも圧巻の迫力!
また、急な階段を上りきった先にある神秘的な鍾乳洞は、行った人にしか分からない美しさがあります。
そんなバトゥ洞窟ですが、「階段は本当にキツい?」「Grabはどこで乗り降りする?」「トイレや休憩できる場所はあるの?」など、
実際に行くとなると気になるポイントも多いですよね。
今回は、実際に現地へ行って感じたリアルな階段&猿の恐怖体験(笑)や見どころに加えて、
新しくできたモニュメントや、Grab乗り降り場やトイレ情報、さらに新設されたレストラン・コンビニといった情報まで
ぎゅっと詰め込んでリニューアルしました!
ちーたろうSNSで見るフォトジェニックな映像に加えてぜひこの記事も訪れる前に見ていって下さい!


バトゥ洞窟(バトゥケイブ)とは?


マレーシアのランドマーク、ペトロナスツインタワーがあるクアラルンプールよりも北へ車で20分ほどの場所にあるヒンドゥー教の聖地です。
何といっても一番の特徴は、42.7メートルもの高さを誇る黄金の巨大神像「ムルガン神」と、その横にそびえ立つ272段のカラフルな階段!
このムルガンさんの体には300リットル以上の金が使用されているとか…!
自然が作り出した巨大な鍾乳洞の中にヒンドゥー寺院が祀られており、観光名所としてはもちろん、現在も多くの信者の方が熱心にお祈りに訪れる神聖な祈りの場でもあります。
年に一度の奇祭「タイプーサム」の舞台
そんなバトゥ洞窟が一年で最も熱気に包まれるのが、毎年数十万人もの人々が集まるヒンドゥー教の最大級の祭典「タイプーサム(Thaipusam)」です。
ヒンドゥー暦が基準になるので日程は毎年変わりますが大体1月下旬~2月中頃に開催されます。
マレーシア国内の祝日となるタイプーサム当日は周辺道路が通行禁止になり、多くのヒンドゥー教徒がバトゥ洞窟を目指して行進してきます。
人によって感じ方は違うかもしれませんが私自身はその行進する姿に胸を打たれました。
タイミングが合う方は是非このお祭りの日のバトゥ洞窟の様子も見に行ってみてください!


バトゥ洞窟へのアクセスと「Grab降車・乗車」周辺情報
クアラルンプール市内からバトゥ洞窟へ行くには、大きく分けて「配車アプリ(Grab)」か「電車(KTM)」の2つの方法があります。
Grab(タクシー): KL中心部(KLCCやブキッビンタン周辺)から車で約20〜30分。料金は時間帯や混雑度によりますが、片道約15〜30リンギット前後とお手頃なので、複数人や子連れなら一番おすすめの移動手段です。
電車(KTM Komuter): KLセントラル駅からKTMコミューターで「Batu Caves駅」直通(約30分)。駅を出て徒歩5分弱でカラフルな階段の下まで来れます



今回は旅行者の方が一番利用しやすいGrabでの行き方と、現地の乗り降り事情について詳しくご紹介します!
Grabの降り場はどこ?広場までの距離感


Grabでバトゥ洞窟を検索すると、現在選択できる乗降口はこちらの「Third Entrance」のみになっています。
こちらを選択して到着する実際の場所は、Batu Caves駅のロータリーになります。





以前は以下正面入り口でGrabも降りれましたが、現在は観光バスや団体客メインに使用されているようです。





このような神聖な寺院って、公道から奥まったところにあるイメージありませんか?
バトゥ洞窟は比較的公道から離れていないため、Grabで降りてからも徒歩5分以内ですぐお目当ての光景に辿り着けます。
乗降口・駅の近くにある「緑のハヌマーン像」と寺院




Grabの乗降エリアのある駅の敷地から出て、すぐ後ろを振り向くと、ひときわ目を引く鮮やかな緑色の巨大な像が視界に入ってきます。
こちらはヒンドゥー教の神話に登場する猿の神様「ハヌマーン(Hanuman)」の像です。
またバトゥ洞窟の方向に歩いていく左手側にもヒンドゥー寺院があります。
後ほど書きますが、ここにもお猿さんがいっぱいいます。



この寺院も階段下で靴を脱いで見学することが可能です!
見学の際に注意したいのが階段下に置いてきた靴!
お猿さんが持って行っちゃうシーンをちょうど見ました。。
広場の見どころ!新モニュメントも登場


広場に出ると、正面奥にはあの黄金のムルガン像とカラフルな階段がドン!と現れて、一気にテンションが上がります!
そして、広場の手前で絶対にスルーできないのが異常な数の鳩の大群です。
鳥が苦手な人は結構無理かも……というレベルでたくさんいます(笑)。
そこまで極端な苦手意識がない私でも「うわっ、すごいな……」とちょっと引いてしまうほど。
ただ、どこからやってくるのか分からないこの鳩たち、観光客にはやたらと大人気。
ある人は鳩の大群の真ん中にわざわざ入っていき、鳩をパッと飛び立たせて羽ばたく瞬間に写真を撮ってもらったりしていました(私は絶対嫌です!笑)。


そして、階段の右手側には「BATU CAVES」という大きなモニュメントも登場しました!



個人的には階段が空いているかどうかを優先して、モニュメントでの撮影のタイミングを計るのがおすすめです。
近い将来エレベーターが設置される!?
随分前から注目されているのが「エレベーター設置問題」。
観光客、そして何より年配の信仰者の参拝をより楽にするために必要と言われていますが、
2026年9月現在ではまだ具体的な工事は進んでいません。
設置されるとしても果たしてどこに設置されるのか…!
近い将来景観が変わってしまう可能性もあるので、今の姿を見収めておくことがオススメ!



今年初めのネット記事では7月中には結論出す、となっていましたが
9月現在まだニュースになっていません。続報が気になる…!!


いざ272段のカラフル階段へ!上り下りの体験談


見上げるだけでも首が痛くなるほどの急勾配に、カラフルに彩られた272段の階段!
実はこの階段、2018年の大規模な改修工事で鮮やかなカラーに塗り直されたもので、当時は賛否両論あったそうですが、
今や世界中から観光客が集まる大人気スポットになっています。
【重要】上る前に知っておきたい服装と持ち物のルール


神聖なヒンドゥー教の祈りの場であるため、階段の手前で服装チェックが行われます。
上りは足腰に、下りは心臓に直撃


日頃の運動不足と、階段が怖くてやけに体に力が入るのもあり上りきった瞬間はかなりの疲労感でした。笑
上っている途中でふと横を見ると、巨大なムルガン像の背中側が間近に見えて「今こんなに高いところまで来ているんだ!」と実感できます。
階段の色が変わる部分で少し踊り場のようになっていて、
少し休む場所になったり、下から上ってくる人に道を譲ったりすることが出来たのが良かったです。


階段を上りきったところから撮った写真ですが、この階段は途中でカーブしています。
上から撮るとさらに階段の急さが伝わりますね…。
上りはしんどいしか考えられませんでしたが、下りは下りで恐怖!!!
途中手すりに掴まりながらでないと怖くて下りられないところもありました。


名物「猿の大群」に要注意!


バトゥ洞窟といえば、神像や階段と同じくらい有名なのが野生の猿!
事前にも「とにかく猿には気をつけて!」と聞いていたのですが、広場よりも階段途中の手すりや柵にびっしりと陣取っています。
もはや「宿り木なの!?」と思うほどの密集ぶり。


ビニール袋・食べ物・ペットボトルは絶対に出さない: 観光客が持っている食べ物や飲み物を容赦なく狙ってきます。
荷物はバッグの中に完全密閉: リュックのサイドポケットに入れたペットボトルですら器用に奪われることがあるので、見えないようバッグの中にしまっておきましょう。
キラキラ光るキーチェーンは中に閉まって!:光るものに興味を持って近づいてきます。太陽光に反射しやすい素材のものは身につけないように。



私は危うく3つ目の理由でやられそうになりました!
キーホルダーのスパンコールがキラキラしてしまったのが原因です。
階段を上る前に内側に閉まっておくことをオススメします!
至近距離で撮影したいがために、餌を使って呼び寄せている観光客がいましたが、本当にやめたほうがいいです。
余計な刺激をしないよう、目を合わせずにササッと距離を取って通り過ぎるのが鉄則!
階段を上りきった先の神秘的な鍾乳洞


上りきると奥の洞窟の中に入ります。


これは帰りに撮影したので逆になりますが、鍾乳洞に入って右手側にこのお土産屋さんがあります。
ヒンドゥー教のコンパクトな神像など信仰者向けの物から、観光客向けのマグネット等が売られていました。
そしてさらに奥に行くとこんな感じ。




鍾乳洞の裂け目から太陽が見えてすごく綺麗でした。
嘘でしょ!?というぐらいに綺麗に光が差していました!!
この写真を撮った時間帯は朝の10時過ぎぐらい。
季節によっても変わるかもしれないので参考にならないかもしれませんが。
すごく神々しくて綺麗でした!
奥に広がる上り階段をさらに上ると、またヒンドゥー寺院が見えてきます。
個人的に感動したのが、この鍾乳洞のつらら石!
階段上って左側にあるのでぜひこちらも見てみてください。


また真上を見上げると空洞が空いていて、空が見えます。


周辺情報とトイレ情報


ムルガン像の右側にある寺院も要チェック。
見学の際は、土足厳禁なのでご注意を。






全長40フィートもある眠れる女神「スリ・ドゥルガー・アンマン像」とのこと。
2023年11月18日に公開されたとのことで、比較的新しい神像です。



涅槃像は仏教はよく耳にするけど、ヒンドゥーでは基本言わないそう。そのため「眠れる女神」と記載しました。
横たわっているヒンドゥーの神像はあまり見たことなかったから新鮮!
新設されたレストラン・コンビニ




以前のバトゥ洞窟といえば、周辺にあるのは露店ぐらいでしたが
最近は観光客向けに綺麗な食堂やコンビニ、そして両替所が新設されました!
階段上まで上った後にキンキンに冷えた飲み物を飲みたい場合はこちらへ。
トイレ情報




トイレはムルガン像の右手奥にあります。
カラフルなウォールアートが施された建物に向かって歩いているとトイレの看板が見えてきます。
その道順に沿っていってください。




トイレは有料。一人RM0.5でした。
そして思ったより綺麗に整備されていました!


ティッシュはなかったのでポケットティッシュを携帯しておきましょう!
バトゥ洞窟の気になる疑問!よくある質問(FAQ)


Q1. 子連れ・小さな子どもと一緒でも行ける?
A. 年齢による
私は娘が2歳、そして5歳の時に訪れましたが、2歳の時は階段上り下り全て抱っこ、5歳の時は自力で上り下りしてくれました。
個人的にはこの中間になる3~4歳が一番厳しい年齢だと思います。
現時点ではベビーカーは使えません。
Q2. 観光の所要時間はどれくらい?
A. さくっと観光するなら1時間前後、休憩込みで1時間半〜2時間程度です。
到着〜階段を上り、鍾乳洞を見学して戻ってくるだけなら約30〜40分。
写真撮影、新設の「BATU CAVES」オブジェやハヌマーン像の見学、下りてからのコンビニ・カフェ休憩を挟むとトータルで1時間半〜2時間弱見ておくとゆったり楽しめます。
クアラルンプール市内中心部(KLCC周辺)からGrabで片道約20〜30分なので、「半日で市内から行って戻ってくる」というプランが十分に可能です!
Q3. 訪れるのにおすすめの時間帯は?
A. 断然「朝の早い時間帯(朝8時〜10時頃)」がおすすめです!できれば8時台!
- 暑さ対策: お昼に近づくにつれてマレーシア特有の強烈な日差しが照りつけ、階段の照り返しもあって体感温度が跳ね上がります。涼しいうちに階段を上りきるのが鉄則です。
- 混雑回避: 9時を過ぎると大型の観光バスやツアー客がどっと増え、階段や写真スポットがかなり混み合います。
- 鍾乳洞の光: 午前10時前後は、鍾乳洞の天井の裂け目から差し込む太陽の光がとても神秘的で綺麗に見えるチャンス。
Q4. コインロッカーはありますか?
バトゥ洞窟、観光客フレンドリーになっていた!


東南アジア最大級のスケールを誇る「バトゥ洞窟」。
272段の急階段や猿たちとの攻防(笑)はなかなかのスリルですが、上りきった先にある神聖な鍾乳洞と差し込む光の美しさは、一度は見る価値アリ!!
最近では「BATU CAVES」の可愛いモニュメントや、下りた後に涼める綺麗なコンビニ・レストランといった設備も整い、
以前よりもぐっと訪れやすく快適に観光できるようになっています。
ぜひこの3つを念頭に行ってみてください!








