【KL新スポット】ムルデカ・スクエア前の名建築がついに内部公開!|スルタン・アブドゥル・サマド・ビル

今回はクアラルンプールの新観光スポットをご紹介!
定番観光地、「独立広場(ムルデカ・スクエア)」の目の前に建つ、美しいレンガ造りの時計塔。
なんと約1年にも及ぶ大規模な修復工事を経て、2026年2月、ついに内部の一般公開がスタート!

その名もスルタン・アブドゥル・サマド・ビル(Bangunan Sultan Abdul Samad)

これまで「外から写真を撮って終わり」だった定番スポットが、
フォトスポット、マレーシアの歩みを感じられるギャラリー、ギフトショップや、カフェまで備えた、
全く新しい複合文化スペースへと生まれ変わりました!

ちーたろう

長年閉ざされていた扉が開いたとあって、現地マレーシアでも話題沸騰中!

今回の記事では、そんな再オープンしたばかりの「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」の全貌を大公開!

絶対に外せないSNS映え抜群の写真スポットから、気になるカフェ&ショップ情報、そして周辺の観光ルートも合わせたアクセス方法まで、
新しくなった楽しみ方を徹底的に解説します。

「Visit Malaysia 2026」で盛り上がる今年のクアラルンプール旅行。
この新スポットをぜひスケジュールに組み込んでみてください!

そもそも「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」って?知っておきたい歴史と基本情報

新しくオープンした内部を探索する前に、まずはこの建物がどんな場所を簡単にご紹介。

正式名称:Bangunan Sultan Abdul Samad
完成年:1897年
特徴:高さ約41メートルの時計塔、ムーア様式

ちーたろう

「スルタン・アブドゥル・サマド」という名前は、建設当時のセランゴール州の統治者(王様)の名前に由来しているそう

完成当初は、イギリス統治時代。
イギリスの連邦事務局として使われていました。

そして1957年8月31日のマレーシア(当時のマラヤ連邦)独立の瞬間を見守った建物です。
その後は最高裁判所や高等裁判所として使用され、近年は観光・芸術・文化省の管轄となっていましたが、
建物の老朽化もあり、内部への立ち入りは制限されていました。

だからこそ、今回の修復と「内部公開」は、マレーシアの人々にとっても非常に感慨深い出来事のようです!
イギリス統治時代から独立、そして現代へと至るマレーシアの歩みを、文字通り「体感」できる貴重な空間となっています。

マレーシアの歩みをもっと詳しく知りたい方は↓↓

圧巻の美しさ!絶対外せない写真スポット

外観の王道ショットから、新しく解禁された内部の建築美まで、絶対に押さえておきたい3つの撮影ポイントをまとめました。

【外観】青空に映える!マレーシア版ビッグベン

外観と一言で言ってもおすすめの画角がいくつかあるので一挙ご紹介!
必ずみんなが立ち止まってスマホを構える場所ばかりです。

■Masjid Jamek駅へと続く橋の上

スルタン・アブドゥル・サマド・ビルを少し斜めから見るため、時計塔の立体感もしっかり写真に納められますし
全身+時計塔を綺麗に撮ることができるのでオススメ。

■ムルデカ広場側から

ムルデカ広場側から
歴史建造物とマレーシアの発展を感じさせるビル群のコントラストがよい

スルタン・アブドゥル・サマド・ビルのまさに顔、といえる場所!
もちろん真正面から撮るのもおすすめですが、上記写真は後ろに少しKLタワーが見える場所だったこともありお気に入りの一枚です。
またムルデカ広場側だとマレーシア国旗(ジャミール・ゲミラン)も立っているのでさらに映える!

■ゴンパック側から噴水と一緒に

スルタン・アブドゥル・サマド・ビルと川沿いの遊歩道の間にある噴水がちょうど時計塔の延長線にあります!
街路樹も含めて一枚のポストカードのような写真が撮れます。

【内部・最新】ついに解禁!美しすぎるアーチ型回廊

一般公開されたばかりの回廊を歩いてきました!
特に2階からの眺望がおすすめ!

■アーチから覗く時計塔

2階がオススメな理由はこのアーチ状の回廊!
アラブの宮殿のような回廊から覗くイギリスのビッグベンのような西洋風の時計塔。
これはここでしか見れない異文化が混ざり合う景色ではないでしょうか!

汚れ&転落防止のためか手前にガラス板が施されていました

どこですかここは。
こんな写真も撮れちゃいます。

KLタワーやムルデカ118が見える場所もあるのでぜひアーチ越しに撮影してみてください。

■螺旋階段

また螺旋階段の飾り窓も可愛いです。
階段の中腹部に立ち、上から撮るのがおすすめ。

【外観】SNS映え確実!ロマンチックなライトアップ

夜の姿も絶景!
日が落ちると建物全体がオレンジ色の温かい光でライトアップされ、昼間とは全く違う幻想的な雰囲気に。

ちーたろう

夜風に吹かれながらのナイトウォーク&撮影会もよさそう!

新設された「展示品・ギャラリー」

2階のメインギャラリー入口

今回の内部公開に合わせて新設されたギャラリーエリアは、マレーシアの激動の歴史を視覚的に、そして直感的に学べる最高の空間になっていました。

一番奥にはこの建物のミニチュアが展示されていました。

沢山のパネルや展示物の中で、個人的に思わず立ち止まった展示品をピックアップしてご紹介します。

ちーたろう

このギャラリーはとてもコンパクトに、マレーシア史が学べるので
時間が無い人にオススメです!

もっと詳しく知りたい&ガイドが欲しい人は↓↓

また今回は時間の関係で立ち寄れませんでしたが、1Fにもギャラリーがあります。
クアラルンプールの町のジオラマが展示されているようです。

旧ギャラリーのジオラマ
ちーたろう

公式サイトを見ると上記写真(旧ギャラリーでの撮影)とほぼ同じでしたので参考までに掲載。
大阪万博2025のマレーシア館にあったのとも似てるかも!

名前の由来となったスルタンとマレーシアの発展が分かる

写真中央の肖像画の人物がこの建物の名前の由来となったスルタン
「Sultan Sir Abdul Samad ibni Raja Abdullah(スルタン・サー・アブドゥル・サマド・イブニ・ラジャ・アブドラ)」

このマレー半島がイギリスに統治されることになったのかを説明するのに絶対必要な要素は「錫(スズ)」。

錫産業による発展とともに利権争いも勃発。
そこにイギリスの介入を受け入れ、統治されると共に近代化も果たしていく…

などの理解が深まる展示エリアです。

日本占領時代のその後

日本は第二次世界大戦時、マレーシアを占領していました。
敗戦時の日本の状況などは学ぶ機会がありましたが、いざ日本に占領されていた国がその後どのように国として機能していったのか、
などの視点では見る機会がなかなかないと思います。

ぜひこのパネルの前でも立ち止まって欲しいです。

ムルデカ

このスルタン・アブドゥル・サマド・ビルでまさに起こったマレーシア史で最も重要な瞬間「ムルデカ(独立)」の
展示ブースは特に大きく取り上げられていました。

「ムルデカ前夜」というパネルも要チェック!
8月30日の11時58分~31日0時00分の2分間、そしてその後の式典の様子など、
独立の様子が分刻みに記載されていて、文章越しでも高揚感が伝わってきます。

ギフトショップ

新設された館内のギフトショップには、マレーシアの定番土産から今まで見たことのないオリジナルギフトを見つけたので以下で紹介します!

ギフトショップは1Fにあり、入口にはペストリーとドリンクの注文カウンターもありました。

ちーたろう

お土産を見たい女性と休憩したい子どもと男性…というよくある光景もここなら上手く分かれられそう!笑

マレーシア土産定番のBOHティー。
その中でも特にお土産にピッタリなパッケージや人気シリーズが陳列されていました。

バティック柄の蓋が可愛い!
再利用できて喜ばれそう!
RM29
パッケージがとっても可愛くて映える!!
RM55

また他ではあまり見かけないお土産もありました。
値段はどちらもなかなか強気。笑

ラッピングコーナーもありました。

またバッグやTシャツなどのオリジナル商品を作ることができるコーナーもありました。

同ブランドのノートも可愛い

このお店はセントラルマーケットにも入っています。
セントラルマーケットではキーホルダーやアクリルスタンドなどもあるので、気になる方はぜひ見に行ってみてください。

それ以外にもマレーシアをモチーフとした木彫りのキーチェーンやバティック柄のコースターなど色々あって見応えありました。

レンタル衣装ブース

伝統衣装のニョニャクバヤ専門店もギフトショップの奥にありました。
購入はもちろんレンタルもできるようです。
価格表は以下の通り。

一生ものに出会える!ピューターブランド「ロイヤルセランゴール」のギフトショップ

上記のギフトショップとは別で、1885年創業の世界的ピューターブランド「ロイヤルセランゴール」もありました。
こちらはミニガイド、ギフトショップ、カフェが一か所に集まった複合施設になっていました。

ちーたろう

カフェについては次の章でご紹介します

ピューターとは?
ピューターとは、錫(スズ)を主成分とする合金のこと。
①柔らかく加工しやすい、②熱伝導率が高い(=冷めたいものは冷たく、熱いものは熱く)ことから古くから食器や工芸品に使われている

ギフトショップ

また驚いたのがこれ。

別部屋に自分だけのピューター製品を作れる体験コーナー「Hard knocks」もありました。
自分で作ったものをお土産として持って帰れるのでとってもオススメです!

「Hard knocks」はロイヤルビジターセンターにもあります。体験記はこちら↓↓↓

ちーたろう

ロイヤルセランゴールの直営店はモールやセントラルマーケットで見かけるけど、この体験ブースはビジターセンターでしか見たことなかったので驚き!

ビジターセンターは敷地も広く、展示物もダイナミックなので是非行ってみてほしいスポットではありますが、
KL郊外のため少し観光ルートに組み込むのは大変…。
そのためこの地で「Hard knocks」も体験できるのはかなりの朗報です!!

歴史建造物内で味わう絶品カフェ一覧

一般公開されると同時にカフェもオープンしたのがSNSで話題に。

以前は、ムルデカ広場に行くと影一つなく暑くてたまらなかったので
記念撮影をしてそそくさと次の場所に向かっていた人が多いはず。

それがこのカフェのお陰で一休憩できたり食事を挟めるようになりました!

BAKE HOUSE by KLCG

地上階にあるペストリー屋さん。
一番賑わっていたカフェです。

AM8:00~PM10:00

注文にはタッチパネル台も導入されていて、利用しやすそうでした。

カラフルで全部美味しそう!!

The Café by Royal Selangor

AM9:00~PM6:00

ギフトショップの章で少し触れたロイヤルセランゴール内のカフェ。

Kaw Kaw Malaya

AM9:30~PM8:00

マレーシアの人気チェーン店「Bungkus Kaw Kaw」も出店が話題に!
カヤトーストやナシレマッ、コピを始めマレーシアの定番メニューを味わえるのでオススメ!

外はアーチ状の支柱越しの景色を楽しめますし、店内は店内でオシャレなのでどちらに座ろうか迷いそう!

ここの三角ナシレマッをinstagramで紹介しています ↓↓

またオリジナルグッズも展開しているので、要チェック。

Gula Camca

AM8:00~PM8:00

1Fの奥にあったカフェ。

立地的に一番静かに過ごせそうなカフェでした。
朝日に当たるレンガの壁を見ながらの朝食…優雅!!

CourtHouse Cafe

2026年2月25日の時点で公式サイトに掲載がなかったため営業時間は不明

オープン仕立てのようだったので詳細は不明。
ただ写真に映っているコーヒー豆のようなパッケージは地上階のギフトショップにも陳列していました!

アクセス&周辺観光情報

スルタン・アブドゥル・サマド・ビルはクアラルンプールの中心部にあるのでアクセス抜群。

Bangunan Sultan Abdul Samad
Jln Raja, City Centre, 50050 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
月~日:8:00~22:00
公式サイト:https://bsas.com.my/

<電車(LRT)で行く場合>
最寄り駅はLRTの「マスジッド・ジャメ(Masjid Jamek)駅」。
駅から徒歩10分弱。
Masjid Jamek Pedestrian Bridgeを渡ると見えてきます。

Masjid Jamek Pedestrian Bridge

<配車アプリで行く場合>
目的地を「Bangunan Sultan Abdul Samad」または向かいの「Dataran Merdeka(独立広場)」に設定すれば、
目の前までスムーズにアクセスできます。

合わせて巡りたい!周辺スポット

ムルデカスクエア内にある「フラッグポール」:まさにイギリスの国旗を降ろし、マレーシア(当時:マラヤ連邦)の国旗が掲げられた場所です。

「I LOVE KL Statue」:フラッグポールの目と鼻の先にある定番フォトスポット!

マスジッド・ジャメ:クアラルンプールで最も古いモスク。駅との中間地点に位置しています。
川を挟んで対岸から見ると全体が綺麗に見えます。
夕方以降に訪れると、川から霧が噴き出し、ブルーのライトアップが施される幻想的なナイトスポットです。

モスク見学の際の服装には注意!(キャミソールや短パンなどの露出の多い恰好は避けましょう)
また礼拝時間には見学不可です。

生まれ変わったKLのシンボルで、歴史と今を体感しよう!

長年外から眺めるだけだった「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」ですが、
待望の内部公開によって、クアラルンプール市内観光の満足度がグッと上がるスポットへと進化していました!

宮殿のような回廊で記念撮影、展示でマレーシアの歩んできた歴史に触れ、カフェでマレーシアの味を楽しむ、
という旅行を充実させる要素が全て揃っていた!

ちーたろう

モデルコースのスケジュールも再調整しなきゃ!っていうぐらい良かった♡

この新スポット一般公開がスタートした2月中は入場料無料。
3月から実際いくらになるのか、などはまだ現時点(2月25日)では不明。
もしかしたら無料期間が延長されるかもしれないので(マレーシアあるある)、早めに訪れてみてください!

ちーたろう

30代女性。 2022年にマレーシアに引越。 マレーシア生活にハリを持たせるためにブログを始めました。 主に旅行記とマレーシアの観光情報、生活情報を発信しています。 ハマるととことん追求したくなるタイプ。 文房具と旅行が好き。