【無料で楽しむ!】ロイヤルセランゴールビジターセンター完全ガイド|KL旅行の穴場スポット!

この記事はこんな方にオススメ!

・クアラルンプール旅行の予定がある
・涼しく観光を楽しみたい
・天気に左右されない観光スポットを知りたい
・子どもの長期休みのお出かけ先を探している

クアラルンプール旅行で観光スポットを調べると──
バトゥ洞窟、モスクにチャイナタウン……どこもほぼ全部、屋外!

「今日はバトゥ洞窟に行こうと思ってたのに雨で行けない…」
「とにかく暑くて子どもがグズグズ、観光どころじゃない…」

そんなときにオススメなのが「セランゴールビジターセンター」

なんと無料でガイド付き!
展示方法も工夫がされていて飽きがこないので親子のお出かけにもオススメです。

本記事では、そんなロイヤルセランゴール・ビジターセンターを4歳娘と行った実体験ベースで紹介!
アクセス・見どころ・体験内容・ギフトショップまで全部まとめました。

Contents

Royal Selangor Visitor Centre(ロイヤルセランゴール・ビジターセンター)

「ロイヤルセランゴールビジターセンター(Royal Selangor Visitor Centre)」は、
1885年創業の世界的ピューターブランド「ロイヤルセランゴール」が運営する歴史・アート・体験全てが揃う観光施設です。

ピューターとは?
ピューターとは、錫(スズ)を主成分とする合金のこと。
①柔らかく加工しやすい、②熱伝導率が高い(=冷めたいものは冷たく、熱いものは熱く)ことから古くから食器や工芸品に使われている

ちーたろう

ロイヤルセランゴールは、ピューター工芸のトップブランドとして、世界100カ国以上に製品を展開しているそうです!

この施設では

博物館エリアで歴史・文化を学ぶ
実演コーナーで職人の技を間近で見ることができる
ギネス認定!世界最大のピュータータンカードと記念撮影
本格的な体験型ワークショップで、実際にピューター製品を作れる(※別途料金発生)
併設カフェ&ギフトショップで、休憩&お土産探し

の体験ができます。
特に親子連れにはぴったり。
「見る」「作る」「知る」をすべて体験できるので、“旅育”としても非常に価値が高いスポットだと思います!

【学び】博物館エリア ~飽きがこない「魅せる」造り!~

ロイヤルセランゴールビジターセンターに足を踏み入れて最初に見えてくるのが、
ブランドの歴史やピューターの文化を紹介する博物館エリアです。

写真の中央通路を挟んで

右側は歴史にまつわる展示エリア
左側はピューターと性質を知ることができる体験型展示エリア

となっています。

創業の年である1885のオブジェもピューター製

こういう展示エリアって親子で行くとついつい駆け足になってしまいますが、
このビジターセンターは魅せ方に工夫がされていて、印象に残る展示が沢山ありました!

見どころ① ピューター製のミニチュア「ペトロナスツインタワー」

展示エリアは建物の2階
2階→1階という道順になっているので後々このツインタワーの下部を見ることができる
1階から見上げた写真がこちら

マレーシアの象徴ともいえるペトロナスツインタワーを、なんとすべてピューターのマグカップで再現した巨大オブジェ
1階から2階に突き出るように館内中央にそびえたっています。
その数、なんと7062個
高さは9.1mで実際のツインタワーの1/50サイズだそう。

近くで見ると本当に「マグ!」とわかる造形で、大興奮!
写真映え抜群で、訪問記念のベストスポットです。

ちーたろう

来館者が立ち替わり入れ替わり撮影しているので、音声ガイドの順番関係なく空いているタイミングですかさず撮りに行くのがベスト!

見どころ② The Lucky Teapot ~命の恩人…いや恩器?~

ヨン・クーンの工房印が刻まれている

このティーポットは創業者ヨン・クーンによるオリジナル作品。
ただこのポットが有名となった理由は第二次世界大戦中にある男性の命を救ったから。

ある男性が食料を探すために倉庫を漁っている最中に床に落ちていたこのティーポットを拾おうと身をかがめたその瞬間、
頭上すれすれに砲弾の破片が通過!
このティーポットがなければ彼は死んでいた!というエピソードをその後友人たちに語り回ったとのこと。

ちーたろう

この嘘のような実話と共に有名になったティーポットです

見どころ③ ピューターの特徴を学べる体験型展示エリア

ピューターが何で出来ているか
オシャレな展示の仕方!
重さを体感できるエリア
製作の際に出るピューターの切りくず
素材によっての音の違いを体感できるコーナー

【学び】職人のリアル実演コーナー

展示を見るだけじゃ終わらないのが、ロイヤルセランゴール・ビジターセンターのすごいところ。
「ライブ実演エリア」では、熟練の職人たちが本物のピューター製品を作る工程を目の前で披露してくれます。

ピューターはおよそ250℃で鋳造されるそう

ここでは以下の3工程を間近で見ることができました。

①ピューターを高温で溶かして型に流し込む→冷やしながら型から取り出す
②表面を削り、滑らかに磨き上げる
③模様を手作業で丁寧に刻み込む

①シャビシャビの液体が一瞬で固まってパーツとして出来上がっている工程が何分でも見ていられた…!
③ハンマーの位置、力加減が一定していてお見事すぎる…!!
まさに熟練の技…!
ちーたろう

子どもも口をポカーンと開けながらじっと見ていました!

【体験】「School of Hard Knocks」でピューター製作

実演コーナーを過ぎて、ギフトショップに行く手前にワークショップコーナーがあります。

体験できるワークショップは二種類。

「School of Hard Knocks」 =RM80
“ピューター”を使って、自分だけの小物トレイ(皿)をハンマーで叩き出して形を作るワークショップ

「The Foundry」=RM180 ※15歳以上推奨
自分の手でピューターを溶かし、型に流し込んで成形する“鋳造体験”

ちーたろう

娘をメインに体験したかったので、私たちは①を選択しました!

まずは配られたピューターの丸形の板に名前の刻印を入れます。

その後はひたすら、小皿の形に抉れた木版にピューターをあてながら、ハンマーで叩き出して歪曲させていきます。

ちーたろう

4歳娘にはやはり少し硬かったのと、要領を得ていなかったのでパパと一緒にやりました!

特に時間制限などはなく、自分の気が済むまでできるので、お皿の深さは自分好みにできると思います。

最後は作った小皿を入れる箱とこのワークショップで使ったエプロンを持ち帰ることができます。

予約方法

ワークショップについては公式サイトで事前予約をしておくのがベストです。
ただし飛び入りも空きがあれば入れてくれそうでした。

私たちは前後の予定が曖昧だったこともあり、予約せず行きました。
空きがあったのでその場で体験料金を払って入れてもらいました。

体験料金の支払い場所は、ワークショップコーナーを過ぎて、ギフトショップのレジです

ちーたろう

たまたまギフトショップで大量購入をした人の後になり、体験料金払うだけなのにとても待ちました。そのため体験したい!という気持ちが固まっていれば事前予約を断然オススメします!
(緩衝材を使ったり梱包がとても丁寧なのでその分時間がかかるようでした)

【買う】ギフトショップ

体験を終えたら、忘れずに立ち寄りたいのがロイヤルセランゴール直営のギフトショップエリア
ここの品揃えはピカイチ
知識と製作工程を見た後に見る作品は感慨深いです。

特に気になったアイテムをいくつかピックアップして紹介。
まずはマレーシアらしいデザインのもの。

この写真立て本気でグラついた。
KLの街並みと、右上にワウ(マレーシアの伝統的な凧)が施されているのがニクい!!
ドデカいジョッキ(一番左)の持ち手が鳥になっているのもオシャレ!
これは国鳥の「サイチョウ」なのかな?
特徴があっているのか分からない…笑

飾るのがメインとなりそうなものはもちろん、おそらく一番人気の実用的なシンプルなコップ、ジョッキもありました。

中国茶器セット?と日本酒が飲みたくなる徳利とお猪口セットもありました。

またこのような実用的かつ正統派な商品の他にも人気キャラクターとのコラボ商品もあるので必見!

ディズニープリンセスが形どられたオルゴール。
それぞれのディズニー作品の名曲が流れて、これはガールズとその親で人だかりになっていました。

スターウォーズのチェスセット!
よく知らんけど欲しいと思わせるこのクオリティ!!!!

大好きなハリーポッターもコラボしていました!

一番興奮したのはこの「ニワトコの杖」!
こりゃまじで覇者になれそう

ここまで値段に触れませんでしたが、やはりお値段はする…!!
でも色んな商品があって何より見てるだけでも楽しい。
また商品展開が豊富で絶対あなたに刺さるものはあるな、と思いました。

ちーたろう

本帰国の際に買って帰りたいものリストに入れよ♡

以下姉妹ブランドも常設されています。

ロイヤルセランゴールとヨーロッパの宝石商がコラボした
ジュエリーブランド
もう一つの姉妹ブランド
銀細工をメインとした商品を扱う

今回立ち寄りませんでしたが、カフェもあるようです。

アクセス

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