雨の日や休憩に!ペナン街歩きで「ワンダーフードミュージアム」がおすすめな理由

ペナン観光といえば、ジョージタウンの街歩きやストリートアート巡りが定番。
ですが、実際に歩いてみると「暑い…」「想像以上に疲れる…」と感じる方も多いのではないでしょうか。

さらに、突然のスコール。
予定していた観光ルートを変更せざるを得なくなり、「今からどこに行こう?」と困ってしまうこともありますよね。

まさに我が家のペナン旅行もそうでした!
急な雨に降られたので、屋内で楽しめる場所を探して見つけたのが
今回ご紹介する 「Wonderfood Museum(ワンダーフード・ミュージアム)」 です。

正直、行く前は「こじんまりした写真スポットかな?」という印象でしたが、
実際に訪れてみると
短時間でもしっかり楽しめて、満足度は想像以上でした!

この記事では、ワンダーフード・ミュージアムの見どころを、詳しくご紹介します。

Contents

ワンダーフード・ミュージアム(Wonderfood Museum)とは?

ジョージタウンにある「Wonderfood Museum」のエントランス。
エントランスはこじんまり

場所は、ペナン島の世界遺産の町「ジョージタウン」のエリア。

マレーシアの多様な食文化を巨大な食品サンプルやミニチュアを通じて学べるユニークなミュージアムです。

ペナンの街中を歩き回る観光とは少し違い、涼しい室内でゆったり楽しめる隠れスポット!

館内はそれほど広くはありませんが、その分短時間でも満足感を得やすい構成になっており、
観光の合間に立ち寄りやすいのでオススメです!

ここがすごい!3つのおすすめポイント

Wonderfood Museumを実際に訪れて感じた「ここがイイ!」と思えたポイントを、
特に印象に残った 3つ に絞ってご紹介します。

①とにかくデカい!巨大グルメと面白写真が撮り放題

アッサムラクサが大きいうえに高くって、
娘抱えてポーズ撮るのに必死。笑

Wondergood Museumに入ってまず驚くのが、展示されているグルメモチーフのサイズ感。

月餅(主に中秋節に食べられる)
ムーンケーキとして世界的にも有名。
月餅(主に中秋節に食べられる)
ムーンケーキとして世界的にも有名。
巨大チェンドル(マレーシアのかき氷)
巨大チェンドル(マレーシアのかき氷)

1階を中心に、巨大なマレーシア名物が並び圧倒されます!
横に立って写真を撮ると、まるで自分がフードファイターになったかのように映って、
大人も子供も関係なく興奮すること間違いなし!

②マレーシアの食文化がリアルに学べる

展示されているグルメは、マレー系・中華系・インド系など、
多民族国家マレーシアならではの食文化を反映したものばかり。

マレー系の食文化の展示
マレー系の食文化の展示
インド系の食文化の展示
インド系の食文化の展示
中華系の食文化の展示
中華系の食文化の展示
ちーたろう

右壁にそれぞれどんな料理なのか書いてくれているのも見応えありました!

大衆料理は、料理だけではなくどんな風に作られているのか、売られているのかなどもイメージできる
ミニチュア展示もありました。

ナシチャンプル屋さん
大阪万博でも話題になったロティチャナイ屋さんのジオラマ
大阪万博でも話題になったロティチャナイ屋さんのジオラマ

また各文化のお祝いの席に出される食べ物と共にその様子の再現もあるので、
マレーシアの食文化への理解がぐっと深まります。

旧正月(春節)を祝う姿
イーサンを皆で混ぜている様子
旧正月(春節)を祝う姿
イーサンを皆で混ぜている様子
インドの光の祭典「ディパバリ」のお祝いの様子
インドの光の祭典「ディパバリ」のお祝いの様子

日本からの旅行者だけではなくマレーシア在住歴が長い人にもオススメ!
ローカルフードを食べに行っても、そのお店に写真付きのメニューがなかったり、
また同時にビジュアルを比較することなんて滅多にないと思います。

それがここでは全て列挙されているので比較しやすい!

ちーたろう

特に私が勉強になる!と思ったのが、名称付きのロティの種類の展示と
クエ(マレーシアのお菓子)の展示でした!

③コンパクトなのに満足度が高い!

Wonderfood Museumのチケットカウンター。右奥の赤いカーテンの先に展示が広がる

館内は広すぎず、全体をサクッと回れるコンパクトな造り。

そのため、
「ちょっと寄ってみようかな」という軽い気持ちでも入りやすく、
実際に回ってみると、想像以上に楽しめます。

展示の密度が高かったので、入場料が割安に感じるくらい!!

ペナンの街歩きで疲れたときや、急な雨で予定を変更したとき。
またフライトまでの微妙な時間をどうにかしたい!という時も、無理なく組み込める観光スポットでした!

まだまだあります!思わず撮りたくなるユニークな展示たち

後でカメラロールを見返すとこんなに撮っていたの!?と思うぐらい充実した館内だったので、
ここで放出します!笑

色彩×食の展示シリーズ

色が誇張された食卓
モノクロの食卓

マレーシア名物関係なく展示されているブースもありました。
一際カラフルな色が施された食卓、そしてモノクロの食卓。
色彩って食欲にほんとうに大事なんだな、と思わされた展示ブースです。

3Dフォトプロップスと一緒に撮影できるブース

クエの一つ、オンデオンデを持って撮影
クエの一つ、オンデオンデを持って撮影
フルーツの王様「ドリアン」も持てます

展示されている中には、立体のフォトプロップスも用意されています。
世界観の中に溶け込んで一緒に撮影できるのが、この短い滞在時間でも満足感が上がった理由の一つだな、と思います!

ちーたろう

撮影し忘れましたが、それ以外にも客家料理の釀豆腐(ヨントーフ)の3Dフォトプロップスもありました!

メッセージ性の高い展示シリーズ

このミュージアムでは楽しい展示だけではありません!

マレーシアは糖尿病有病率が高く、最新の情報では成人の5人に1人が糖尿病だという調査が上がっています。
そして世界13位※2024年のデータという不名誉な記録も打ち出しています。

それに伴ってか、砂糖の摂取量について警告する展示物などもありました。

また展示ブースの最後には、フードロスを減らそう!という警告と共に、
食べ物に恵まれない子どものオブジェがあり、シリアスな締めくくりとなっていたのも印象的でした。

フードロスを減らそうというメッセージのこもった展示
証明の当て方が…なかなか不気味でした。

アクセス・料金

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