・カンボジア(シェムリアップ)旅行に行く予定がある
・アンコールワット遺跡を見る以外特に計画なし
・遺跡ツアーは予約しているから安心だけど街歩きは何をしていいか分からない
カンボジアのシェムリアップといえばアンコールワットが有名。
このイメージが強すぎて、遺跡以外何もない…と思っている方も多いのではないでしょうか?
実際に行ってみるととっても観光客に優しく魅力的な町でした!
居心地のいいカフェ、ローカル感あふれるマーケット、おしゃれな雑貨店…歩くだけでワクワクするスポットが満載。

正直私も行くまではこんなに街歩きが楽しいところだと思ってなかった!!
しかも全て一か所に集まっているので、市内観光は1日あれば十分楽しめます!
「遺跡巡りはツアー予約しているけど街歩きは個人で一体どこへ行っていいのやら…」と悩んでいる人へ、街の魅力をたっぷり詰め込んだ完全ガイドをお届けします!


シェムリアップはどんなところ?


シェムリアップは世界遺産アンコールワットの玄関口として知られる街。
もともとはアンコール王朝(9~15世紀)の中心地であり、クメール文化が花開いた場所でもあります。
16世紀以降、アンコール遺跡はジャングルに埋もれてしまいましたが、19世紀後半にフランス人探検家アンリ・ムオーによって再発見され、カンボジアの文化遺産として世界中から観光客が訪れるきっかけとなったようです。
20世紀のフランス植民地時代を経て都市化が進み、現在はフレンチコロニアル調の建築や石畳の街並みが残るエリアも発展しています。
ベストシーズン&おすすめの時間帯は?


シェムリアップは年間を通じて高温多湿な気候で、11~4月が乾季、5~10月が雨季です。
特に12月から2月は最高気温が30°C前後、雨もほとんど降らず、観光にはベストシーズンと言われています。
年間平均 | 約27.7℃ |
---|---|
最高気温(4月) | 約35℃ |
最低気温(1月) | 約21℃ |
街歩きにおすすめの時間帯は、日中の暑さを避けた夕方がオススメ!
滞在して感じた理想の観光スケジュールは
早朝~午前:遺跡観光
↓
ランチ:シェムリアップ市内で
↓
午後:ホテルに戻り休憩orマッサージスパ
↓
夕方:シェムリアップ市内観光
↓
ディナー:シェムリアップ市内で
↓
ディナー後:ナイトマーケット観光



私はベストシーズンと言われる2月に訪れました。
比較的涼しい月と言われるにも関わらずとっても暑かったし子連れなのもあって、全日程上記スケジュールで動きました!
そのお陰か(?)旅行中&後の体調不良無し♡
それでは本題に移ります!
おしゃれ土産雑貨が買えるショッピングスポット5選
遺跡とオシャレ土産雑貨って共存するはずがない…!と思っていましたが、シェムリアップは想像以上に観光地化されており、
女子が惹かれる土産雑貨がたくさんありました!
ほとんど中心地となるパブストリート周辺にあるので徒歩で見て回ることができます。
①クルクメール(Kru Khmer) ~遺跡をモチーフにしたオーガニックケアグッズ~


オーガニックにこだわったボディケア製品などを扱うお店。


日本人経営ということもあって、店内の商品説明は日本語表記もあり!
パッケージもオシャレでお土産にピッタリ!






この「ISEKIMEGURI」というシリーズは、それぞれに遺跡の名前や名所(アンコールワット、アンコールトムなど)が名付けられているのでお土産品としての魅力3割増しです!




2~3回使えるそう!




特にその中でも気に入って買っちゃったのが、このミニミニ石鹸!
色とりどりのこの石鹸、なんとアンコールワットの形なんです!!!!



可愛すぎて使えん!!笑
インテリアとしても可愛いので、洗面台に飾ってます。




krukhmer -クルクメール –
old market, road, Krong Siem Reap
月~日:10:00~21:30
TEL: +85592829564
Website: https://krukhmer.com/
②Claycult Cambodia ~ユニークなセラミックビーズのアクセサリー店~


①で紹介したクルクメール店から少し南に下ったところに見かけたアクセサリー専門店。




独特な色使いと模様が魅力的で、ナイトマーケットを楽しんでいる際に3回ほど入店しました。笑
後で調べたところどうやらシェムリアップ内に工房があり、そこでひとつひとつ手作業で作っているようです。



ハンドメイドということもあってしっかりしたお値段なので躊躇してしまいましたが、やっぱり買えばよかった…!泣
海外に無料配送もしているようなので是非チェックしてみてください。
Claycult Cambodia (工房)
648 Hap Guan St, Krong Siem Reap
TEL: +85517268227
月~日:8:00-17:00



クルクメールの近くにも路面店があるのですが、Google Mapでヒットしませんでした…!
工房は17時クローズですが、路面店の方は19:30でも開いていたので、
ナイトマーケットのついでに立ち寄って見るのもオススメです♡
③A & Eva Fashion ~ブロックプリント綿のワンピースが豊富!~


街歩きをしていてたまたま見かけたお店!
インドのブロックプリント綿を使った可愛いワンピースから、使い勝手のいいワンカラーのワンピースまで
ハンガーラックがたゆむぐらい、沢山ありました!






複数の生地を使ったデザイン性のあるブロックプリントの服、絶対好きな女性多いはず!!!



こんなにお店あるって事前に知ってたら、パパと娘のいないタイミングで来たのにー!!!


価格はUSDで価格を覚えていないのですが、7000~10,000円弱と思った記憶があります。
円安が進んでいるので今となってはもう少し値段幅が上がっているかと思いますが、日本のブロックプリント専門店などの価格と比べると少し安かったと思います!
④Graines de Cambodge by Rany ~カゴバックやサンダルをカスタマイズできる~


③の右隣りのお店もこれまた可愛かった!
可愛いポンポンが付いたカゴバッグやサンダル、また子ども服や雑貨小物もありました。


ポンポン付きのカゴバッグとサンダルはカスタムも可能のようだったので、時間のある方はぜひ!


たくさん種類があって悩む!




(写真はほんの一部です!)


それ以外にもアクセサリーやオシャレで飾りたくなるミニ仏像などの雑貨も売っていました。




Graines de Cambodge by Rany
Krong Siem Reap,
TEL: +855973577585
月~日:8:00~23:00
⑤スターバックス限定グッズ


最後はカンボジアに限ったことではないですが、個人的にとても心が揺さぶられたので5つ目にランクインさせていただきました。
左写真の大きいマグカップがあまりにも可愛くって危うく買うところだった!!!



各国その国の名所のシルエットで作られているマグカップだけど、
アンコールワットのシルエットは最強やん…!!!




シェムリアップの中心地「Street 11」を川と反対側に進んでいくと突き当りにスターバックスがあるので、
スタバグッズコレクターはぜひ立ち寄って見てください!
絶対行きたいシェムリアップのレストラン3選
カンボジアのグルメ、つまり「クメール料理」は日本では滅多に見かけないので何が有名なのかパッと思い浮かばない人もいるのではないでしょうか。
実は日本人の口に合う味付けなんです!
タイやベトナムのように香辛料やハーブを使った料理が少ないため、辛いものが苦手…パクチー苦手…などの人も食べやすいといわれています。



子連れの私たちとしても有難かった!
①Khmer Grill ~クメールグリル~




メニューはこんな感じ。
バーガーやクラブサンド、ポテトなどウェスタン風のものもあれば、ベトナムっぽい生春巻きもあります。










このお店でぜひ食べてほしいのが、「Lok Lak(ロックラック)」というクメール料理!
甘辛いタレで牛肉を炒めたものなのですが、カンボジアの特産物でもある黒コショウとライムも使われているので、
甘辛いタレもくどくなく、後味爽やかな感じがとっても美味しかったです!
たぶんお弁当のおかずに入っていても全く違和感なく食べられるぐらい日本食に近い!!!



何よりマレーシアに住み始めてから牛を食べる習慣がなくなったので久しぶりの牛肉に身体が喜んでいました!!笑


スチームライス付きの1品で食事が完結するメニューもあります。


せっかくなら牛をもっと楽しみたい!ということで、Grilled Beef Skewersも注文。
美味しくない訳がない!
これとご飯で旦那は大満足でした。笑
全部でこれだけ注文しました。


アクセス
クメールグリル
Watdamnak Road, Wat Damnak Village Sangkat Salakamrouk Siem Reap Town, 17254
TEL: +85595839899
月~日:10:00~22:00



パブストリートや、中心街がある方とシェムリアップ川を挟んで反対側にあります!
中心地からそこに歩いていけなくもないけど、橋の近くに大きなロータリーがあってバイクの量が多いので、トゥクトゥクで移動がオススメ!
USD2ほどで行けます!
②The Red Piano ~アンジェリーナ・ジョリーが通ったバーレストラン~


シェムリアップの繁華街「パブストリート」内にあるバーレストランです。
このお店を一躍有名にしたのは「映画『トゥームレイダー』のロケで来ていたアンジェリーナ・ジョリーが通ったお店」だから!








許可取ってるのかな…笑
このお店で絶対頼んで欲しいのが、そのままメニュー名にもなった「トゥームレイダー」というカクテルです!


さっぱりした味わいで、甘いお酒が苦手な人は好きな味かもしれません。



あいにく私はお酒が弱い&美味しくない派なので、結構苦手な部類でした…
(だけどやっぱり頼んでみたかった。笑)
夜の方がネオンの光でよりおしゃれ感が増しますが、私たちはお昼時に訪れたのでご飯もしっかり注文することに。






アクセス
City, 341 Street 08, Krong Siem Reap,
TEL: +85592477730
月~日:10:00~0:30
③Chanrey Tree ~ガイドブック掲載常連!高級クメール料理店~


ガイドブックにも掲載されている名店を最後の晩餐に選びました。
ネットで調べると、人気店なので予約するのがベターと書いていたのでカンボジアに到着してから訪れる2日前ぐらいに電話で予約しました。



さすが高級レストランということもあって、英語対応可能でしたので
必要情報を言えばなんとかなると思います!


店内は照明を少し落としているのでとてもムーディーな感じです。
照明を落としていることもあり、他のお客さんも気にならないのでカップルで来るのもオススメだろうな、と思いました。
メニューはこちら。








今回も結局ロックラックを注文!



本来、後々ブログを書くならまだ食べたことないクメール料理を食べるべきだと思ったのですが、味が好きすぎて我慢できませんでした。笑




アクセス
Chanrey Tree
Mondul 1 Village, Svay Dangkum Commune, Pokambor Ave, Krong Siem Reap 17252
TEL: +85517799587
月~日:11:00~14:30 / 17:30~22:30
おしゃれカフェ&絶品ジェラート


今回のカンボジア旅行、私にとっては東南アジア5か国目だったのですが欧米人の多さが断トツで多く感じました!
さすが東南アジアを代表する遺跡、アンコールワット!
そしてその欧米人の趣向に合わせて健康や食事スタイルにフォーカスしたオシャレカフェが他の観光都市より多い…あるいは一か所に集結しているな、と感じました。
レストランにテラス席が多かったのも、フランス植民地時代の影響かもしれません。



特に雰囲気が良かったなと思ったのが
・オリーブストリート
・プサ・チャズ・アリー1
・2 Thnou Street
周辺!
Sister Srey Cafe




3泊したホテルの朝食も少し飽きてきたで、1日は外のカフェでブランチを食べることにしました。
オーストラリア出身の姉妹がオーナーを務めるカフェ。
オーガニック食材を使ったものやヴィーガン、グルテンフリーのメニューも豊富ということもあって、なんと8割が欧米人!
カンボジアじゃないみたいでした。笑
こちらもガイドブック掲載店!
10時半に行ったらほとんど満席で、タイミング良く席が空いた1席に滑り込みました。
訪れるならオープンと同時ぐらいで行った方が確実だと思います。



私たちが席離れる直前も、まるで週末のショッピングモールのフードコートのように横で待機されました。笑








メニューはこんな感じで「ベジタリアン」、「ヴィーガンオプション」、「グルテンフリー」、「ヴィーガン」の表記があります。




朝ということもあり、油抜きしたさっぱりめのメニューにしました!
どちらもとっても美味しかったです!
特にチーズケーキの方はヴィーガン&グルテンフリーなのに、物足りなさは全く感じず言われなきゃ絶対気づかないレベルでした。


店頭にお店の素敵なポリシーが書かれていました!
アクセス
Sister Srey Cafe
9, Street of Religious Sangkat Old Market Bridge Mongkol Borey, 17253
TEL: +85598723801
月~日:7:00~18:00



人気店で混みあってるので、ゆっくりPC作業とは難しいカフェでした。
料理はとっても美味しくて他にも食べてみたいものが沢山あったけど、
イスの座り心地がイマイチだったかな。(回転率を上げるためのあえて、かもだけど)
Brother Bong Cafe


自家焙煎しているコーヒーが売りのオシャレカフェ。
繁華街があるエリアとは川を挟んで反対側にあることもあって、雰囲気が落ち着いていて良かったです!








定番カフェメニューもクメール料理もどちらもあるので、家族やグループで行く場合はどちらも頼んでシェアするのもいいかもしれません!



といいつつ我が家は遺跡巡りの後に寄って疲労が残っていたのもあり
馴染みのあるメニューにしました




私より女子すな←
アクセス
Brother Bong Cafe
Street 20, Krong Siem Reap
TEL: +85510600230
月~日:7:00~17:00
Gelato Lab


パブストリートから一つ中の道に入ったところにあるお店。
日中の街歩き、遺跡巡りの後に立ち寄ってのどを潤すのにオススメ!



あるあるだけどこのジェラート屋さんをダシになんとか頑張って娘を歩かせました。笑
こちらもガイドブック掲載店!


オーガニックミルクを使ったジェラートと、ヴィーガン向けソルベから選べます。
人気店で混んでいました!
あまりイートインスペースは設けられていないので、時間帯によっては食べ歩きスタイルになるかも?


濃厚チョコで美味しかった!!!


暑い街歩きにはこういうさっぱりめもいいよね
アクセス
Gelato Lab
House # 11, Mondol 1 Village Siem Reap, 17252
TEL: +85585757590
月~日:9:30~23:30



23:30まで開いているので、パブストリートで一杯飲んで締めのジェラート、っていうのも出来そうです!


夜のパブストリート&ナイトマーケット




カンボジアの夜は長い!
ここまでご紹介してきたお土産雑貨屋さん、レストラン、なんとジェラート屋さんまでも夜遅くまでやっているところがありますし、
何より夜が本番のナイトマーケットも活気づいてきます。


ナイトマーケットでは定番のマグネットや「地名」の入ったバッグなど雑貨小物、そしてTシャツなどが売っています。



ダンジョンのようなナイトマーケットを見るだけでも楽しいですよ!
パブストリートにはドクターフィッシュが人気であったり、


アイスロールの屋台屋さんなど、食べ歩きできるフードなども沢山出ていました。







観光客しかほぼいないので、夜の町も危険な雰囲気はありませんでした!
ただマレーシアに住んでいると滅多に酔っぱらっている人や過度に陽気になっている人は見かけないのでその店ではちょっと久々にビックリしました。
まとめ


シェムリアップの街歩き、盛り沢山でした!!!
何より今回紹介したところは
というスポットばかりで、遺跡巡りツアーの後やご飯を食べに外に出るついでにちらっと見ることが出来ます!
そして少し路地に入るとまるでヨーロッパのようなオシャレな風景が広がっているので、暑さが心配化と思いますがナイトマーケットだけではなく日中にも行ってみるのをオススメしたいです!
アンコールワット遺跡ツアー+あと1日何をしよう、となった方の参考になれば嬉しいです。