【マレーシア渡航準備】<海外渡航用ワクチン>認可と未認可での葛藤 

この記事は旧ブログで2022年2月1日に投稿した文章をそのまま採用しています
最新の情報はご自身で改めてご確認ください

この記事はこんな方にオススメ!

・マレーシア長期滞在・移住の予定がある
・海外渡航用ワクチンを日本と海外どちらでも打ちたい(打つ必要ある)

今日は前回のブログの続きで、

私が海外渡航用ワクチンを打つにあたって悩んだ認可か未認可か…という点を中心に書いていこうと思います。

Contents

海外渡航用ワクチンは任意接種?

まずお伝えしたいのは日本の予防接種は、定期接種と任意接種に分類されるということです。

ざっくりいうと(ざっくりですからね!)、

・定期=子供の時に対象年齢(月齢)に区市町村の負担で接種するもの
・任意=それ以外のもの

それ以外というのは、定期接種に含まれるワクチンでも対象年齢から外れて打つ場合も任意に含まれます。

ちーたろう

有名どころではインフルエンザのワクチンですね。

そういう訳でもちろん海外渡航用のワクチンは任意に当てはまります。

ただし私の娘もそうでしたが、たまたまマレーシア行きで推奨されるワクチンの一部が

娘の定期予防接種の時期と被ったものもあったのでそれは任意ではあるけど定期でもある…って感じでした。

くどいかもしれませんが帯同する配偶者として海外渡航用ワクチンを打つ方は、

ほとんど成人しているので例え定期接種に含まれるワクチンでも上でも記載した通り、

対象年齢から外れて再度打つので、それは任意扱いになります。

認可とは?

認可ワクチンとは?

・国産のワクチンと一部輸入ワクチンが対象
・補償制度は独立行政法人医薬品医療機器総合機構の規定に準ずる*1

詳しくは

をご覧ください。

ちーたろう

正直私は医師からこのような案内をされた時点で意識が遠のき始めました。笑

未認可とは?

未認可ワクチンとは?

・上記補償が使えない
・民間の補償制度を使う必要がある

民間の補償制度は民事裁判を起こして、その決定に基づくそうです、、

ちーたろう

ひえーーーーーーーーー!!
ただ私は安全に海外生活を送りたいだけなのになんで「裁判」とか出てくるのー?!とか思いながら読んでました。

メリットとデメリット

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ここから先は国産ワクチンor 未認可輸入ワクチン、という状況が多いので、認可ワクチンの中でも国産ワクチン、そして未認可の輸入ワクチンを比較していきます。

認可(特に国産)ワクチン

・未認可輸入ワクチンに比べて費用が安い
・国産という安心感

・海外製との互換性がない場合が多い

費用については100%国産が安いという訳でもないですが一般的に。

そして一番重要なのがデメリットの部分!

前回のブログでも書いた通り、海外渡航用ワクチンの一部は間隔を空けて数回接種する必要があります。

出発時期によっては全て接種する程時間に余裕がなく、

日本国内で1回のみ、または2回のみ、そして残りは現地で接種するしかない場合もあります。

その時に国産ワクチンを日本で打っている場合、海外で続きのワクチンを打つことが出来なくなるのです…!

続きのワクチンを打つタイミングにちょうど一時帰国できる…ということであれば、その時にまた日本国内で国産を打つ、という手もあるんですがね…

なかなかリスキーです。

未認可輸入ワクチン

・渡航先で追加接種ができる
・物によっては国産より接種回数が少なく済む
・物によっては国産より副反応が出にくい

ちーたろう

「物によっては」が多くてすみません、、
ただA型肝炎とか日本脳炎とか種類によって特徴が違うのでご容赦ください。

病院側も丁寧に教えてくれると思うので確認してみてくださいね。

・補償システムが面倒
・国の補償程の手厚さが期待できない

まとめ

国産ワクチンと未認可輸入ワクチン、こう見ると一長一短ですよね。

もしもの時の補償制度をより安心なものにするか、

それとも海外での追加接種が可能という利便性を優先するか…。

ワクチンによっては接種回数が3回にものもありますが、

早めに接種を開始すれば3回とも日本国内で接種でき上のような悩みが解消されます。

海外赴任が決まったらまずは渡航用ワクチンについて動き始めるのをお勧めします!

ちーたろう親子の決断

私はいいけど娘は…

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今回の記事の内容を医師から説明を受けて、すごく悩みました。

ちーたろう

正直私自身は未認可を含んでいても別にいいや
(実際成人が使える国産ワクチンがないものもあるのでどちらにしろ未認可が混じる)

と思っていましたが娘は別です。

もし何かあった時…、と思うとどうしても保障制度が充実しているものを選びたい。

でも国産を選ぶとワクチンスケジュールを中心に一時帰国の日程を決めなければいけない。

予定を合わせるのは苦ではないけどコロナでどのように足止めを食らうかもわからない…

そんな訳で結局輸入未認可のワクチンを混ぜた接種内容に決めました。

この決断を後押ししたのは、普段の定期予防接種でほとんど副作用が出たことがないこと。

今回は全く別のワクチンではありますが、一つの目安になりました。

結果、特に不調が見えることもなく無事国内での接種を終えました。

接種の詳細

参考までにご紹介します。

ちーたろうの接種内容
1回目
ヘプタバックス-II(B型肝炎(輸入認可))【1回目】
ラビピュール(狂犬病(認可))【1回目】
Boostrix(成人用三種混合(輸入未認可))【1回目】

2回目
ラビピュール(狂犬病(認可))【2回目】
Jenvac (日本脳炎(輸入未認可))【追加接種】

3回目
ヘプタバックス-II(B型肝炎(輸入認可))【2回目】
ラビピュール(狂犬病(認可))【3回目】
乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」(水痘ワクチン(国産))【1回目】
ミールビック(麻疹・風疹混合ワクチン(国産))
Havrix(1440)(A型肝炎(輸入未認可)

娘の接種内容
1回目
ラビピュール(狂犬病(認可))【1回目】

2回目
ラビピュール(狂犬病(認可))【2回目】

3回目
ラビピュール(狂犬病(認可))【3回目】+Havrix(1440)(A型肝炎(輸入未認可))【1回目】

ただし定期予防接種の場合は規定の接種方法に準じていない場合は対象外になることも

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