今回は、ペナン島観光で絶対に外せないスポット、
東南アジア最大級の仏教寺院「極楽寺(Kek Lok Si Temple / ケックロックシー)」を徹底解説します。
普段からそのスケールに圧倒される極楽寺ですが、チャイニーズニューイヤー恒例の「春節ライトアップ」は、ハッキリ言ってレベルが違います。
黒い影でしかない山に場違いなほどに光り輝く寺院はまさに「極楽」!!
昨年、家族で訪れましたが、広大な敷地を全て覆うライトアップに圧倒されました。
でも、これから行かれる方が一番気になるのは「激しい渋滞」や「駐車場どこに停める問題」ではないでしょうか?
そこで本記事では、駐車場情報や所要時間が分かる時系列、チャイニーズニューイヤーだけのライトアップの体験レポを紹介します。
ちーたろうこの記事はあくまで『春節ライトアップ期間』に特化したレポートです!
2026年の点灯はいつから?


ローカルも観光客も心待ちにしている、極楽寺(Kek Lok Si)の旧正月ライトアップ。
2026年の最新スケジュールはこちら。
- 開始日: 2026年2月13日(金)
- 点灯式: 2月13日(金) 19:00〜
- 点灯時間: 毎日 19:00頃 〜 ※何時までライトアップされているかは言及なし
- 開催期間:通常 約1ヶ月間 ※ただし例外アリ!以下注意書きをご覧ください!
今年(2026年)は、2月13日(金)の19:00に行われる「点灯式」を皮切りにスタートします!
この期間、極楽寺は20万個以上の電球、1万個以上の電飾でデコレーションされます。
そのスケールは「東南アジア最大級」と言われるだけあって、遠くから見ても「あそこだけ山が燃えている!?」と驚くほどの明るさです。
普段は夕方には閉まってしまうお寺ですが、この期間だけは深夜まで門戸が開かれ、多くの参拝客で賑わいます。



「お寺の参拝」というよりは、もはや「光のフェスティバル」!
特に点灯式の日は花火が上がるので、空撮用のドローンも上がったりとメディアも注目。
もし「点灯の瞬間が見たい!」という方は初日を狙ってみるのもいいですが、期間中は毎日点灯しているので、
混雑を避けたい場合はあえて平日や、少し日をずらして行くのも作戦のひとつです。
夜間拝観可能期間が短縮される可能性もあり!
以下のインスタグラムの投稿のコメント欄に記載されている通り、昨年2025年は想像を大きく上回る渋滞状況によって交通コントロール不可
と判断されて、予定されていた夜間拝観可能期間が短縮されました…!
(ランタンのライトアップ自体は予定期間通りされていました)
今年は駐車場対策がなされるのか…それとも同様の対応がなされる可能性もあります。
極楽寺の公式サイトはありますが、リアルタイム投稿をしている様子はないため、
@penangfoodandtravel さんのインスタグラムをはじめとする
ライトアップについて投稿している団体のアカウントにて最新情報を確認することをオススメします。



クアラルンプールの最大級の中国寺院「天后宮」でも旧正月限定デコレーションが見れます!


いざ、光の極楽へ!夜の参拝レポート(失敗談あり)
実は私、昨年のライトアップ期間中に2回訪れています。
なぜ2回も? それは、1回目に完全に失敗したからです(泣)。
これから行く皆さんが同じ失敗をしないよう、私の「失敗談」と「リベンジ成功ルート」を交えてレポートします!
【教訓】21時消灯の悲劇!?時間はとにかく早めが吉


まず、一番お伝えしたいこと。 「ライトアップは深夜までやっている」と油断しないでください!
1回目に訪れた時、私は完全に油断していました。
出発が遅れ、手前の道路で大渋滞に巻き込まれました。
麓に車を停めたのが20:20。



この時間帯ではもう極楽寺に向かう坂道のかなり手前で警備員がこの先はもう満車だ!と呼びかけていて、帰路となる道路の方へ誘導されました。どんどん遠ざかっていく道でなんとか路駐。
そこから歩いて坂を上りました。
万仏塔(パゴダ)までは結構な坂や階段が続きましたが、娘はイルミネーションにテンションが上がって
大人を置いていく勢いで上ってくれました。




ようやくライトアップされた極楽寺を拝めた…!と思ったら、
なんと21:00になった瞬間、一斉にライトが消えて真っ暗闇に!
(※日によって点灯時間は異なる可能性がありますが、私の時はそうでした)
楽しめたのはわずか20分。あとは暗闇の山に取り残されるという悲劇……。
この経験から学んだ鉄則はただ一つ。「ライトアップ開始より1時間前には現地に着くべし」です。
リベンジ編!18:30到着からの完全攻略ルート
気を取り直して、別日に決行した「リベンジ編」のルートをご紹介します。
今回は18:30に正規駐車場に到着。
本当は18:00には到着していたかったところの18:30です。





マレーシアの日没時間は遅いので、この時点ではまだ空は明るいです。
①まずは亀がお出迎え(18:30頃)
車を降りて最初に見えてくるのが、風情ある石材の橋。






ここには、通称「亀池」があり数百匹の亀が飼育されています。


子供たちはライトアップ前から「カメさんだ!」と大興奮。明るいうちに到着すると、こうした生き物観察もゆっくり楽しめるのがメリットです。


この後のケーブルカーで混み始めるので、ここで餌やりなどをする場合はもう30~1時間早く来るのをオススメします!
②観音菩薩堂(Avalokitesvara Hall)行きケーブルカー(18:40頃)


まずは菩薩観音堂(Avalokitesvara Hall)へ向かいます。
頂上まではケーブルカーとゴルフ場などでよく見られるようなカートを乗り継ぎます。
この地上のケーブルカー乗り場に設置されているチケットカウンターで購入。


中はがらんとしていて、チケットカウンターはケーブルカー乗降口を挟んで、2か所ありました。





19時前ですがこの時点でこのチケットカウンター前も少し列が出来ていて、10分待ちました。


ケーブルカー①、②の往路分の値段です







前回の21時ライトアップ終了の恐怖から、ここの観音菩薩堂の拝観はせずにすぐに次の乗り場に進んでしまったので、観音様の写真はありません。
③2つ目のケーブルカー乗り場と繋ぐカート乗り場 (19:00頃)


ケーブルカーを下りるとすぐに、2つ目のケーブルカー乗り場と繋ぐカート乗り場が見えます。
ピストン運行なので、ここでも少し待ちます。


急な坂でしたが、距離は短かったのでカートを乗らずに徒歩で向かうのも出来そうではありました。



私は
①チケットに含まれていたこと
②子どもの体力をなるべく温存したかった
ことから迷わずカートを選びました。笑
④最大の試練!巨大観音像に向かう2つ目のケーブルカーで40分待ち(19:10頃)


カートで降ろされるのは、お土産店や産品が建ち並ぶ参道です。
そのお土産店の店内奥にケーブルカー乗り場があります。



このあたり分かりにくいですが、店員さんもそして一緒に乗って来た観光客も流れていくので迷子にはならないと思います!


ここで誤算が。
このケーブルカー乗り場が長蛇の列! なんと40分近く待ちました。


地上階で既にまとめて購入している場合は不要


ライトアップ期間の人出を甘く見てはいけません。
子連れの場合は、この待ち時間対策(軽食や飲み物、動画など)が必須です。
⑤圧巻!巨大観音様とご対面(20:00頃)


行列を耐え抜き、頂上エリアに到着したのが20:00。
赤い提灯やカラフルなイルミネーションでデコレーションされいる敷地を奥に進むと、ライトアップされて黄金に輝く巨大観音像(Kuan Yin)が見えてきます!
「圧倒される」とはまさにこのこと!



頂上での様子は続く「頂上エリア:圧倒的迫力!高さ30mの巨大観音像(Kuan Yin)」で紹介します。
⑥帰りは「徒歩」で下る(20:30〜)


元々往路のケーブルカーのみチケットを購入していましたが、それが正解!!
帰りのケーブルカーの混雑もすごかった!
巨大観音像がある頂上から、万仏塔(パゴダ)があるメインのライトアップエリアへ徒歩で下ります。
上記写真のように下り坂なので比較的楽に下りることができました。
結構急な傾斜の部分もあるので、子連れの場合は足元を注意してあげるといいです!
結果、巨大観音像も万仏塔があるメインエリアも両方しっかり見れて大満足で見学終了。
「早めの到着」と「帰りは徒歩」。
これが極楽寺ライトアップの必勝法です!



万仏塔(パゴダ)のあるメインエリアのライトアップは、
続く「メインエリア:極彩色の「万仏塔(パゴダ)」で詳しく紹介します!
【写真レポ】30mの巨大観音像と万仏塔(パゴダ)!極楽寺ライトアップのハイライト
上記は時系列での紹介でスケジュール感を掴んでいただきましたが、
ここでは極楽寺のライトアップ期間を楽しめるハイライトをまとめました。
頂上エリア:圧倒的迫力!高さ30mの巨大観音像(Kuan Yin)







上記写真の木々との対比でその巨大さが伝わるかと思います!
観音像が祀られる八角亭は、ケーブルカー乗降口よりもさらに高台に位置しています。


赤い提灯で埋め尽くされているので、夜空を見上げても真っ暗闇の部分(面積)が狭い!!!
念願の観音像の真下からの写真を改めて。


ほんと嘘みたいに大きい!!!!
まさに見守られているという表現がぴったり。
全長30.2メートルもあり、青銅で造られているそうです。
またこの観音像を覆う八角亭やその支柱の美しさも必見。
ライトアップにより精巧な彫刻の陰影がより深く見えて思わずうっとり見てしまいました。


観音様の足元は108つの鉢がずらりと並んでいます。


ここで小銭がたっぷり入った鉢を購入し、一つひとつの鉢に『チャリン、チャリン』とコインを入れて回ることで、
108あると言われる煩悩を一つずつ消し、運気を好転(転運)させるという意味があるそうです。




娘も張り切って参加!
100cmちょっとの娘には少し高くて、頑張って背伸びしながら入れていました。
また商売繁盛や健康祈願など願い事によって色が異なるリボンを吊るして願い事をする「Wishing Ribbon」もありました。
見た目は七夕の短冊のようですが、時期やら内容を見ると絵馬に似ていますね!


八角亭から下りてきて、提灯やイルミネーションで賑やかな頂上エリアも散策。


もうちょっと高くして上半身見えるか、もうちょっと低くして隠すかどっちかにしてほしいぐらい
ちょうど怖い。笑




娘お気に入りのヘビポーズ、キマったぁ~!!!笑
赤と黄色、まさに中華カラーな提灯のアーケードがあったり、干支の石像エリアが特に人気でした。
また頂上エリアはとても見晴らしが良くなっているので、麓の方を見下ろすのもオススメ。



娘が巨大観音像に大興奮で、早く行きたがったため眺望は見れず、、泣
メインエリア:極彩色の「万仏塔(パゴダ)」


頂上エリアから歩いて下る途中で、中腹部分にあるメインエリアへ。
このシンプルな金色に輝くパゴダとその周辺のカラフルなイルミネーションのコントラストが綺麗!
どこまでも続く光と色の洪水。
どこに驚いたらいいんだろう、というぐらいに脳で処理できる範囲を超えています。笑


階段を上ると、極楽寺のシンボルともいえるパゴダを間近で見ることができます。




万仏塔(パゴダ)の足元の広場には、小さな黄金の仏様がびっしり!
その他にも階段を下って見える本堂周辺のイルミネーションも見事です。






極楽寺の本堂内も




本堂内の壁画も素晴らしかったです。
とても色鮮やかで鮮明な描写だったので、修繕仕立て?あるいはとてもメンテナンス体制が整っているんだろうなと思いました。




本堂内の支柱の装飾もまた素晴らしかったです。


本堂には黄金の山の上に座る『笑う仏様(Laughing Buddha)』が!
正体は日本でも七福神の一人としてお馴染みの「布袋様」!
満面の笑みで、見ているだけで幸せな気分になります。
足元が金塊だらけなので、金運のご利益も期待できちゃうかも?
アクセス・駐車場情報


極楽寺のライトアップ期間、ペナン島のエアイタム(Air Itam)周辺は「地獄の渋滞」と化します。
「とりあえず行けばなんとかなる」は通用しません。
私の実体験から導き出した、確実に楽しむための「3つの鉄則」をまとめました。
鉄則①:到着のデッドラインは「18:00」
「暗くなってから行こう」は絶対にNGです。
日が暮れると同時に一本道が動かなくなり、駐車場難民になります。
さらに、21時頃に消灯する可能性もあります(私も一度これで泣きました…)。



私たちは18:20頃に駐車しましたが、もう少し早ければ巨大観音像行きのケーブルカーの行列はもう少しマシだったんじゃないかな、と思った結果の18:00リミットです!
鉄則②:駐車場は「麓(ふもと)の立体駐車場」へ


極楽寺には、複数箇所(麓のケーブルカー周辺、菩薩観音像(1つ目のケーブルカーの到着地)周辺、極楽寺、巨大観音像がある頂上)
駐車場が設けられています。
「ケーブルカー代を節約するため、足腰が心配…などの理由でなるべく上の駐車場に行きたい方」⇒それこそ18:00までには到着するべきだと思います。
遅くなればなるほどそもそも麓の渋滞に巻き込まれる、麓で交通規制がされて上層の駐車場まで辿り着けないからです。
ただし正直オススメしません。
・上に行けばいくほど道が狭くなる
・日没後は麓の渋滞が加速する
以上のことから帰路は渋滞の最後尾になります。



なんせ下層にある駐車場からもどんどん車が出てくるので、一向に下れないのデス、、、
我が家は地上の駐車場に停めて、ケーブルカーと徒歩を利用したので
車に乗りこむまでは少し時間がかかりましたが、
渋滞エリアを抜けるのは比較的早かったです。
おすすめは、亀の池(放生池)のすぐそばにある駐車場です。


麓の駐車場から見上げた様子です。
極楽寺、パゴダ、八角亭それぞれのライトアップが重なって見えてまさに極楽浄土!
鉄則③:Grab利用者は「帰りの足」がない前提で
行きはGrabでスムーズに来れても、帰りは絶望的です。
周辺の大渋滞のせいで、ドライバーが捕まらない、あるいは迎えに来られないことが多発します。
- 対策: 帰りはかなり離れた大通り(Jalan Air Itamのロータリー付近など)まで歩いてから配車する覚悟をしておいた方がいいです



実際、ヒッチハイクを試みるバックパッカーをたくさん見ました。
大人だけであれば、ひたすら歩いて極楽寺から遠ざかって頃合いを見てそこでGrabを呼ぶ覚悟をして訪れるのはOKだと思います。
子連れは帰りたいのに帰れない…、もう歩けない…で本当に地獄を見ると思います、、
(道路は渋滞もすごいし白線の内側の余白も少ないのでベビーカーも危険です)
その日だけ半日貸切チャーターとかして、ドライバーに待っておいてもらうなどがいいかもしれません。
年に一度の絶景は、苦労してでも見る価値あり!


正直に言うと、旧正月シーズンの極楽寺は、暑いし、人は多いし、渋滞もすごいです。
ペナン出身のローカルは「あんな時期に行くもんじゃない」と口を揃えて言います。笑
小さな子連れで行くのは、決して楽な道のりではなかったです。
でも、道中近づくにつれ見えてくる光る巨大な観音像、
ケーブルカーを乗り継ぎ、麓で見た観音像を首を反って見上げた瞬間、そして極楽寺にあの圧倒的な「光の洪水」は
「苦労して来た甲斐あった!!」と言えるものでした!!
普段の極楽寺も素敵なようですが、一年のうち今この時期だけの特別な景色です。
子供たちの目にも、このキラキラした世界はきっと強烈な思い出として残るはず!
2026年のライトアップは2月13日からスタートします。
ぜひ「18:00までの到着」の鉄則を守って、楽しんできてください!



今度機会があれば日中(通常時)も観光してみたいな!と思いました。






